ミシンというものの存在を知らなかった子供時代、我が家に合った足踏みミシンが面白くていつもカタカタ踏んで遊んだ記憶があります。
一体何に使うものかすら気にせず、暇になるとイスを運び足踏みミシンの前へ。
しかし足踏みすると折りたたんだミシンは、なかでハリが動いて糸が絡まってしまうという事態が起こっていたことは子供には想定外の事態でした。
足踏みすると中から音がするのが楽しく、まるで大きな工作機械を使っているような気分。
そんな一人遊びも親にしてみるととても迷惑になったようで、いつからか足踏みミシンを使わない時はベルトを外すという作戦にでたのです。
ベルトが外れていると踏み込んだ時の感触がなく軽すぎて楽しくありません。
大きな輪が回転しないと子供にとっては遊び道具としての魅力がゼロ。
そんな親のしかけに負けて私の足踏みミシン遊びはいつのまにか終わってしまいました。
今では調度品としての存在になっているアンティーク足踏みミシン、電気を使わないとてもエコな道具でしたね。
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