母をたずねて三千里は人との繋がりを大切にした作品

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出典:http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tamako-makomako/20141207/20141207120716.jpg

母をたずねて三千里は、世界名作劇場で1976年に全52話放送されていました。

9歳のマルコが、出稼ぎに行って連絡が途絶えた母を探しに旅に出るというお話でしたが、行く先々でたくさんの人に出会い、ひどい目に合わされて傷つく時も。

どんなに辛くても、前に進むマルコに勇気をもらったあの頃。

マルコは、いろいろなことを学んだことで、表情も強くなりたくましく成長していった気がします。

毎回再会を祈りながら観ていても、なかなか会えない展開に落ち込みましたが、エンディングを聞いて次回こそはきっと!と期待を膨らませていました。

 

ペッピーノ一座とのお話が、特に印象に残っています。

母をたずねて三千里は、マルコと一緒に旅をするアメデオも存在感がありましたね。

白黒のお猿を実物で見たことがないので、とても珍しくて目で追っていた記憶が。

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頑固でネガティブ思考のマルコを、元気づけてくれる相棒としてアメデオは欠かせない存在でした。

9歳の少年がたった一人で母親を探せたのは、たくさんの優しさと温もりに触れたことで再会へと辿りついたのかもしれません。

スマホやネットがない時代だからこそ、人との繋がりがとても濃いものだったと改めて感じた作品です。

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