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中国EVの脅威:日本の自動車メーカーはウカウカしすぎてる

投稿日:2019年2月24日 更新日:

変な顔だけどNHTSA承認

中国の電気自動車メーカーである『Kandi』が発売する『EX3』と『K22』と名付けられた2モデルについて、アメリカのNHTSA(National Highway Traffic Safety Administration=国家道路交通安全局)の輸入販売承認を受けたことを発表。ニュースが報じられた2月20日には、同社が上場するナスダックで株価が40%以上急騰したことが、アメリカでセンセーショナルに報じられています。

Source: EVsmartブログ(2019/02/22)

変な顔のくせに・・・

スペックに興味がある方はEVsmartさんのブログが整理されていてわかりやすのでそちらを見ていただくとして、ざっくり言うと良くも悪くも驚くほどスゴい性能の車ではありません。

 

どれどれ、株価が40%以上急騰らしいのでNASDAQのチャートを見てみましょう。

ぴこーーーん!

市場は正直!

 



日本ウカウカしすぎ

とはいえ、Kandiを仮に日本に持ってきたところでヒットするかはわかりません。

ただ、中国の製造業や工業製品のアラ探しをして「やっぱチャイナクオリティだm9(^Д^) 」などと溜飲を下げている人(特にある一定以上の世代)はいまだにたくさんいますが、ハッキリ言ってEVは日本負けてますからね!

技術も資金力も戦略も!

 

たびたび紹介しているように中国にはEVベンチャーがたくさんあります。

もちろん個々の企業のアラ探しをすればいくらでも怪しいところは出てくると思いますが、だからといってウカウカしてると、、、どころか日本ウカウカしすぎ!危機感ゼロ!

 

中国車は日本に入ってこないの?

じゃあそんなに優れたクルマなら日本の市場を席巻しても良いんじゃないかと思うのですが、幸いなことに中国車の保安基準や技術基準は日本や欧州などと調和(ハーモナイズ)していないので、日本国内でおいそれとナンバー登録をおこなうことができません。

具体的には中国メーカーの車はCOCペーパーやWVTAラベル(EU)、FMVSSラベル(米国)、CMVSSラベル(カナダ)、eマーク(EU)等による相互認証ができていません。

したがって日本の市場は非関税障壁に守られているのです。

 

ところが、やっぱりコトは動き出してるんですよね〜。

欧州自動車工業会と中国汽車工業協会は、自動車の規格と規制の国際的な調和を推進するために、世界レベルで力を合わせることを計画している。

Source: Response(2018/02/18)

これがどの領域まで踏み込んでくるのかはこの一節からは読み取れませんが、仮に中国と欧州の保安基準や技術基準がハーモナイズすることとなれば中国車が日本に押し寄せてくる可能性も。

 

そうでなくても、中国の吉利汽車=GEELYがLYNK&CO(リンク・アンド・コー)という独自のブランドで2020年の販売を計画しているSUVは、ボルボがGEELYの傘下にあるということもあってボルボXC40の兄弟車

しかもベルギーのボルボの工場での生産が予定されていますので、日本にもボルボの別ブランドとして導入される可能性は十分にアリ。

ということで、北欧メーカーのサブブランドだと思ったら中国車だった、ということは普通にありえるわけです。

 

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