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ドゥカティが近い将来、電動バイクを量産へ

投稿日:2019年1月23日 更新日:

まさかこのブログで”Ducati”タグのついた記事を書く日が来るとは・・・。

ドゥカティは市販用の電動モデルを開発中

伊バイクメーカーのドゥカティが、市販用の電動バイクを開発していることを明らかにしました。クラウディオ・ドメニカリCEOは、世界中の大学生チームが集ってレーシングバイクに関する技術研究を行うMotostudentイベントにて「未来は電気にあり、われわれが(電動バイクの)量産を開始するのも遠い未来ではありません」と述べました。

Source: engadget(2019/01/21)

「遠い未来ではない」ってのがどの程度の時間軸の話をしているのかはわかりませんが・・・。

 

日本のオートバイメーカーは電動バイクに関してはいまいちパッとしませんが、同じプレミアム系のモデルを扱う二輪メーカーだとBMWはすでに電動マキシスクーターc-evolutionを販売していて、ハーレーは2019年に電動バイクLivewireの販売を控えているので、ライバルのドゥカティが指を咥えて見てるだけってのも考えにくいです。KTMもすでにモトクロッサーの電動バイクを販売してますしね。

それにMotoEのワンメイクマシンの座を、同じイタリアのベンチャー「エネルジカ」に奪われてるっていう状況も面白くないでしょう。

 

とはいえ、いくらドゥカティといえども、一発目のモデルは価格や航続距離など実用面ではガソリンエンジンに比べると多分「コレジャナイ」モデルになると思います。

でも私はそれで良いと思っています。

 

細かいところはさておき、二輪は四輪よりも環境規制のフェーズが10〜15年遅れていて、技術や商品トレンドも四輪のほうが10年ぐらい先を行く傾向があります。しかもオートバイはクルマよりも重量やサイズの制約が大きいので電動化はまさにこれから。

雰囲気は初代リーフが出た頃(2010年頃)に近いかな?あくまで雰囲気ですけどね。

ただ、EVの価格や航続距離みたいなものは技術が進歩すれば早かれ遅かれ解決する問題ですが、ブランドイメージやコンセプトのポジショニングは早いもの勝ちなんです。

 

ここで日系メーカーのように薄利多売のスクーターの電動化をするか、欧米勢のように厚利少売のプレミアムモデルの電動化をするかは各社の戦略によるんでしょうけど、個人的には先行する四輪のEV化の初期に軽自動車のEVがズッコケてテスラが一定の成功を収めた図式を見ると、プレミアム戦略のほうが筋が良い気がします。

 

特にエンジンからEVへ移行して技術の連続性が途切れるタイミングはガラガラポンになるので、ポジショニングのイス取りゲームになるんですよね。

台湾のスクーターメーカーのキムコがEICMA2018でいきなり電動のスーパースポーツモデルを公開したのも、まさに電動バイク時代に向けてオイシイポジションを取ろうとしていることの現れなのかと。

 

ハーレーなんてけっこう露骨で、ただのギヤやモーターのノイズを「ジェットサウンド」と称したり、クラッチレスでグリップを捻るだけで走ることを「ツイスト&ゴー」と称したり、スマホ連携のコネクティビティをアピールしたり、まあ、クルマのEV乗ってる人からすると当たり前みたいなところでも意図的にエンジンバイクとのUXの違いをアピールしているわけで、明らかに従来のユーザー層とは違うところを狙っているのがミエミエじゃないですか。

 

品質や性能に過剰にこだわってると、こういうオイシイ市場ポジションはどんどん埋まっていくんですよね。

てなわけで、日本のオートバイメーカーからもシビれる電動バイクが出てくることを期待したいです!

 



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