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日産リーフe+(イープラス)は買いなのか?

投稿日:2019年1月11日 更新日:

いろんなウワサが飛び交っていた日産リーフe+がついにデビュー。

日産リーフe+(イープラス)発売は2019年1月23日

諸般の事情で延期になっていた日産リーフe+がようやく発表されました。

日産自動車は9日、航続距離を伸ばした電気自動車(EV)「リーフ」の上級モデル「リーフe+」を23日に発売すると発表した。搭載するバッテリーを刷新し、航続距離は現行のリーフよりも40%伸ばした。1回の充電で458キロメートル走れる。価格は税込み416万2320円から。

2018年11月にカルロス・ゴーン元会長が金融商品取引法違反の疑いで逮捕後、量販車としては初めての新型車発表会を開いた。当初は18年11月末に開く予定だったが、事件後の混乱で延期していた。

9日に横浜市で開いた発表会で、ダニエレ・スキラッチ副社長は「より力強い走行や長い航続距離を実現することで、幅広いニーズに応えることができる」と語った。

23日の発売にあわせ、同社のEVと連動するアプリの機能を追加する。これまでは乗車前にスマートフォン(スマホ)で車の空調をタイマーで設定したり、走行ルートを事前に設定したりできた。これらに加えて、充電スポットの空き状況の確認も可能にする。

Source: 日経新聞(2019/1/10)

初代リーフが2010年12月に発売されてから8年余り。気づけばEVもこんなに性能が上がりました。

EVを応援してきた身としては感無量の想いです。。

左から古い順に並んでいます。

ではリーフe+のスゴいところと、惜しいところを挙げていきましょう。

 



リーフe+のココがすごい!

航続距離がスゴい!

まず目を引くのは航続距離の進化ですね。初代から比較するとJC08モードでは200kmから570kmまで伸びました。

リーフがデビューした当初は航続距離が短くて使い物にならないという声は聞かれましたが、さすがに実際の走行条件に近いと言われるWLTCモードで458kmという航続距離を実現すると、もうほとんどの人は文句は言わないんじゃないかと思います。

東京ー名古屋間が360km程度なので、途中で充電しなくても走り切ることができます。

まあ東京ー名古屋間ぐらいなら誰でもトイレ休憩ぐらいはすると思うので、途中で休憩がてら充電すれば楽勝ですね。

 

「EVは航続距離が短い」というのは過去の話。

 

モーター性能がスゴい!

なんだかんだで、初代からモーター出力は2倍にまでなりました。

最大出力160kW=215馬力なので、排気量2.5Lのティアナ127kW(173PS)を上回る数字。

もちろんこれもスゴいんですが、もっと注目なのはトルクですよ。

340Nmという数字は、フェアレディZの365Nmと比肩するレベル!グレードによってはパワーウェイトレシオでも良い勝負ができそうです。

公式発表はありませんが、2017年モデルでも0-100km/h加速は8秒程度だったようなので7秒台にはなるでしょう。7秒台っていうと、トヨタの86なんかと同じレベルですね。

 

「EVは遅い」というのは完全に克服。速くて当たり前の世界です。

 

100kW充電対応がスゴい!

日産によるとリーフe+は最大出力100kWの急速充電に対応しており、従来の50kWで急速充電した場合に比較して充電時間の短縮が図られ、使い勝手が向上するとされています。

実用上はバッテリーの充電受け入れ性との最適化やバッテリー保護のため最大充電電力は70kW程度に抑えられるようですが、バッテリー容量が40kWhから62kWhに55%増えたからといって充電時間が単純に55%伸びるわけではないので、利便性は向上しています。

 

リーフe+のココが惜しい!

ではちょっと新型リーフで惜しいところも挙げておきましょう。

値段が高い!

率直に言ってリーフe+は高いです。

同じGグレードで比較すると、40kWhリーフの370万3000円に対して62kWhリーフは437万9000円になっているので、税抜きで67万6000円、税込みで73万80円の価格差があります。消費税が10%になると74万3600円。

70万円以上の価格差はヤバいです。

これが高いとみるか安いとみるかは人それぞれですが、私個人は24kWhの初代リーフでも運用でカバーできたので、73万円差なら40kWhのほうがお得に見えますね・・・。

 

むしろそんだけ金があるなら自宅に充電器を付けたほうが良いかと。

 

最低地上高が低い!

上の表には挙げなかったのですが、62kWhリーフはバッテリーの搭載量を増やしたことで最低地上高が150mmから135mmに下がっています。

車検は90mm以上あればパスできるので問題ないように見える数字なんですが、コインパーキング最大手タイムズには最低地上高15cm以上という規約があり、厳密に言うとコインパーキングが利用できません。

具体的にどこが135mmなのかわからないのでフラップ板にどこが当たるかわかりませんが、まあ気持ち悪いですよね。

購入を検討される際はディーラーで確認してみてください。

 

バッテリーが空冷!

これが一番気になる点。

 

2018年の夏が酷暑だったことは記憶に新しいところだと思いますが、Twitterなどでは炎天下に急速充電をするとバッテリーが過熱してしまい、電池保護のために充電できなくなるというトラブルが全国的にチラホラ挙がっていました。

バッテリー寿命の観点からも水冷化を期待する声は大きく、海外メディアなどでは水冷化という事前情報もあったのですがイザ蓋を開けてみると空冷・・・。

水冷/空冷は技術手段の話ですし、航続距離が伸びると充電頻度が下がるので、結果的に問題が解決しているのであればケチつけることも無いんですけどね。

ただ熱によるバッテリーの劣化も下取り価格を下げる要因になりますので、バッテリー冷却方法に問題がないということについてはぜひとも日産側からの公式説明がほしいところです。

 

まとめ

今回は日産リーフe+(イープラス)は買いなのか、という観点でスペックから読み取れるメリットとデメリットを挙げてみました。

私個人としては「待ち」です。

 

やっぱり「空冷ってどういうこと?」に対する説明は欲しいですよね・・・。

 

なお、今回のブログの内容はYoutubeでもご覧になれます。

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