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ホンダの新型EV「理念VE-1」はコンパクトSUVヴェゼルがベース。日本発売は?

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広州モーターショーで世界初公開

本田技研工業は11月16日(現地時間)、中国専用EV(電気自動車)「理念 VE-1」を中国・広州で開催されている「2018年広州モーターショー」において世界初公開。理念 VE-1は、広汽ホンダの自主ブランドモデルとして本田技研科技(中国)有限公司と広汽ホンダ(広汽本田汽車有限公司)が共同開発した中国専用に投入する初の量産EV

理念 VE-1は、ホンダのコンパクトSUVプラットフォームをベースに、最高出力120kW、最大トルク280Nmを発生するパワートレーンを採用。53.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載して航続距離は340km(NEDCモード)を可能とした。

Source: Car Watch


ついにホンダ初の量産EVが中国で公開されました!

一応2012年にフィットの電気自動車バージョンが存在しましたが、フィットEVはリース販売だけでしたので、一般ユーザーに販売される電気自動車は初となります。

 

理念 VE-1で注目すべきポイントは55.3kWhというバッテリー容量です。

これは2017年から販売されている新型リーフの40kWhや、テスラ・モデル3の標準グレードの50kWhを上回るものであり、普通に乗るぶんにはまず不自由を感じないスペックです。

バッテリーのサプライヤーは公表されていませんが、中国でEVを生産するには中国政府が認めたホワイトリスト企業からバッテリーを調達しなければならないので、日産の「シルフィ ゼロ・エミッション」などと同様に寧徳時代新能源科技(CATL)製であるものと推測されます。

 

「中国製バッテリー」というと反射的に嫌悪感がある人もいるかもしれませんが、いまや中国は日本を遥かに凌ぐEV先進国。

すでに中国のバッテリーメーカーの品質やコスト競争力は国際的に高いレベルにありますし、そのバッテリーを大手自動車メーカーが採用するには厳しい要求仕様や品質管理の目をくぐり抜けているはずなので全く問題無いでしょう。

 



日本でもヒットしそうだけど、発売予定は?

現時点では理念VE-1の日本での発売予定については何も報じられていませんが、個人的にはすごく期待しています。

 

これまでにもホンダは中国市場に主眼を置いて開発されたジェイドを日本に投入したこともありますので、VE-1についても生産拠点とブランドネームを変更したうえで日本に展開することは可能であるはずです。

また、中国の急速充電規格であるGB/Tは日本で広く普及しているCHAdeMOの技術支援で作られた規格なので、コネクタ形状こそ違えど電力容量や通信プロトコルなどには共通点も多く、わずかな変更で日本市場に適合することができるという特徴も。

そしてベースモデルであるヴェゼルは2013年の発売以来、日本国内の新車販売ランキングの上位の常連に名を連ねる人気車種。

しかもコンパクトSUVでEVというのは、今のところ競合車種が存在しない唯一無二の存在になり得ます。

そして航続距離が日産リーフ同等であれば実用性は十分です。

 

ということで日本で発売されればヒット確実!

期待してますよ、ホンダさん!

 

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