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フォードとDHLなど、共同でリチウムイオンバッテリー工場の建設検討

投稿日:2018年11月17日 更新日:

フォードとDHLなど、共同でリチウムイオンバッテリー工場の建設検討

フォードモーターや国際輸送大手のドイツポストDHLグループなどが共同で、車載用リチウムイオン二次電池(LIB)工場の建設を検討していることが分かった。独ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州などを候補地に2022年度までの工場稼働を計画する。総投資額は約10億ユーロ(約1288億円)になる見込み。年間生産量は4ギガワット(ギガは10億)時で、電気自動車(EV)向けLIBを製造するとみられる。

Source: ニュースイッチ

年間生産量は4ギガワットとのことですので、一応ギガファクトリーですね。(テスラのネバダ州のバッテリー工場は35ギガワット)

 

リチウムイオンバッテリーはコモディティ化しているため、2018年8月には日産はNECと合弁で設立したオートモティブエナジーサプライ(AESC)を手放すなど、外部調達化して価格競争力を上げるのが業界のトレンドかと思われていました。

ところが、このたびのフォードの動きのみならず、フォルクスワーゲンも外部調達から自社あるいは合弁への切り替えを検討するなど、一転して囲い込みを図る動きも。

 

このあたりの各社のスタンスの違いが今後の戦略にどのように影響するか楽しみであります。

 



DHL開発の電気自動車をフォードが生産

フォードやDHLグループ、独e・GO(イーゴー)モバイルなどが企業連合を結成し、新工場建設に向けた投資計画を進めている。新工場で生産するLIBは自動車に搭載する見込み。すでにフォードはDHLグループが開発した小型商用EV「ストリートスクーター」の製造を欧州フォードの工場(独ケルン市)で量産すると10月に発表。イーゴーも米テスラより安い大衆EVの19年投入を計画するなど、各社の電池需要は高まっている。

Source: ニュースイッチ

ソース記事にしれっと書いてあって驚いたのが、「DHLグループが開発した小型商用EVの製造を欧州フォードの工場で量産」という一節。

 

DHLって物流会社なのに電気自動車の開発なんてできるの?
そう、そこですよ!

 

これはDHLが傘下に持つEVベンチャー・ストリートスクーター社が、フォードのトランジットという配送用車両のシャシーを流用してWORK XLという大型の配送モデルを開発し、独ケルンにあるフォードの工場で量産するという契約を2017年に締結していることによるもの。

Street Scooter

StreetScooter WORK XL
(Ford Transitシャシー流用)

確かに写真を見ると、WORK XLはクルマの後ろ半分をぶった切って(無理やり)EVに設計変更している雰囲気がありますね。

 

Street Scooter社は日本企業ともコンタクトを取っていると報じられているので、私たちの目の前を走る日は近いかも!?

 

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