働き方

GMが人員削減、勤続12年以上社員 1万8000人に早期退職募集

投稿日:

5万人のうちの約1万8000人がリストラ対象

米ゼネラル・モーターズ(GM)が大規模な人員削減に踏み切ることが31日、明らかになった。北米で働く約5万人の正社員のうち、勤続12年以上の約1万8000人を対象に早期退職の募集を始めた。米国内の大型車人気を追い風に足元の業績は堅調だが、米国発の貿易摩擦の影響拡大などに備えてコスト削減を急ぐ。

Source: 日経新聞

あんまりニュースになってませんが、北米で働く約5万人の正社員のうち約1万8000人を対象だなんて、かなり大規模なリストラですよ!

マツダの単独従業員数が2万2000人、スバルが1万5000人なので、小さい自動車メーカーがまるごと消えるぐらいの規模感。

 

しかも削減する人員は、比率にしてなんと36%!

勤続12年以上が対象とのことなので、35歳ぐらいから上の世代はゴッソリいなくなるイメージかと思います。

 

しかも、かなり本気。辞める人が少ないと強制解雇です。

募集に応じる社員の割合が十分ではない場合、GMは強制的な人員削減を検討する可能性があると、広報担当のパット・モリッシー氏が説明した。

Source: 日刊工業新聞

 



対岸の火事ではない

GMが大規模なリストラに踏み切る理由は、

今回の早期退職募集は、世界的に自動車業界の売り上げが頭打ちとなる中でGMのスリム化を続けるのが狙い。

としています。

 

その一方で、

GMは中核の自動車事業で人員削減を進める一方、自動運転車をはじめとする新技術開発部門ではなお増員している。

とのこと。

 

要は事業環境が変わってきたので固定費が高いお荷物社員を整理するということですね。

 

自動車産業を取り巻く事業環境の変化は、なにもGMに限った話ではありません。

 

実際、自動車会社からモビリティカンパニーになると宣言しているトヨタも、国内の新車販売が年々低下していることに危機感を抱き、ついにサブスクリプション制のカーシェアリング事業に参入することを表明しました。

世界的に自動車市場を取り巻く環境が変化し、技術領域も自動運転や電動にシフトしていますので、日本でも同じようなことが起きても不思議ではありません。

 

むしろ日本は既存事業のレガシーコストが大きいので、一旦火がつくとGMよりも大胆な改革が迫られる可能性さえあります。

 

年老いたスライムハンターにならないために

このブログでたびたび取り上げていますが、自動車メーカーの新卒ガチャでハズレをひくと本当に悲惨なキャリアが待っています。

ハイスペ人材が腐っていく事例は枚挙にいとまがありません。

 

 

あなたがレガシー事業と心中する覚悟があるなら結構。

 

でも少しでも先行きの不透明感や危機感を感じるなら早く逃げましょう。

日本には自動車メーカーがたくさんありますので、事態が動き出すと転職市場はあっという間に供給過多になりますよ。

 

関連記事

自動車会社の新卒ガチャにご注意!

ドイツ自動車業界、電動化で大規模リストラ予想

VW、EVへのシフトで数万人削減も

 



-働き方
-,

Copyright© 電気自動車の読みもの , 2018 All Rights Reserved.