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いすゞ、電気自動車トラック「エルフEV」を公開!

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エルフEV公開!バッテリー交換にも対応

いすゞでは今年度中を目安にエルフ EVのモニター走行を実施する予定だ。技術説明会で実車(暫定仕様)が公開されたのは、保冷カーゴが架装された冷凍バンとごみ収集機を架装した塵芥車だ。塵芥車については、2019年にJFEエンジニアリングの実証試験に使用される予定だという。

冷凍バンはホイールベース間のフレーム左右に80kWh(40kWh×2)のバッテリーが搭載され、普通充電と急速充電(チャデモも可)に対応する。航続距離は100km以上としている。塵芥車はキャビンとゴミ収集機の間に40kWh交換式バッテリーを搭載する。交換式なので車載状態での充電には対応していないが、自動脱着可能な充電ステーションで3分ほどで充電済みのバッテリーに交換できる。こちらの航続距離は50km以上を目指す。

Source: Response

2017年東京モーターショーで公開されたエルフEV

 



いすゞのEVの戦略

レスポンスの記事がすごくわかりにくので、いすゞのEV戦略について少し補足します。

いすゞはEV化の採否について

  • Well to WheelのCO2排出量
  • トンキロ

で評価する戦略をとっています。

 

Well to Wheel

「油田からタイヤを駆動するまでに発生するCO2を評価する」という考え方です。

例えば、油田から原油を採掘して、それをガソリンや軽油に精製する時に排出されるCO2 を走行時のCO2 に加えて考えるものです。電気自動車であれば、火力発電によって発電して、その電気を電池に充電し走行した時のCO2の排出量までを評価するもの。

トンキロ

 貨物のトン数とその貨物を輸送した距離(km単位)を掛け合わせたもの。1トンの貨物を1km輸送した輸送量が1トンキロ。

この観点で評価すると、より大量の荷物を運び長距離を走る(トンキロが大きい)中型以上のトラックではEV化によるコストアップが大きいわりにはトンキロあたりのCO2削減効果が小さいことになります。

一方で、空荷に近い状態で短距離を走る(トンキロが小さい)小型トラックではEV化によるコストアップが小さいわりにトンキロあたりのCO2削減効果が大きく、EV化が合理的であるというわけです。

 

以上を踏まえると、ボトルネックになっているのはバッテリーのコストパフォーマンスであると推察されます。

したがって、現状は小型トラック止まりですが、バッテリーが進化するにつれて中〜大型トラックにも電動化が拡大するのは間違いないでしょう。

 

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