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自動車会社の新卒ガチャにご注意!

投稿日:2018年10月22日 更新日:

あなたは新卒ガチャ問題をご存知ですか?

新卒ガチャとは

新卒で入社をして配属される部署や職種、配属先の上司や教育担当がどうなるか?をソーシャルゲームのコア機能である「ガチャ」になぞらえたもの。

新入社員として入社した場合、自分の価値観を尊重して持ち味を引き出し、成長にコミットしてくれる「SR(スーパーレア)級」の職場に配属されるか、価値観の押し付けや将来の成長が見込めない部門といった「ハズレ」部署に配属されるかは、実質「ガチャ」のようにほぼ運で決まり、「ハズレ」を引いた新入社員は最悪の場合メンタル不調を患ってしまったり、場合によっては早期退職に至ってしまったりする現象のこと。

大手企業の新卒ガチャ問題

Twitterで太郎丸@転職コンサル@tenche1204さんが興味深いことを呟いてました。

 

太郎丸さんは鉄道会社を例として挙げていますが、自動車会社でも新卒ガチャは存在します。

最近の採用事情は知りませんが、少し前までは自動車会社の配属は理系・文系にざっくり分けて、だいたい半年〜1年ぐらいかけて販売店や工場、関連部門などで研修した後に本配属というのが一般的な流れでした。

 

多くの場合、研修期間中に本人の配属先の希望を確認しますが、人事権は会社にありますので配属は会社都合のブラックボックス、すなわちガチャで決まります。

 



新卒ガチャで外した人の悲惨な末路

自動車メーカーには旧帝大や有名国立、早慶、MARCHを卒業した人材がゴロゴロいます。

なので、理系であれば大学時代にかなり尖った研究を手がけていた人材が少なくありません。

 

ところがそういう人材ばかりを採るので、新卒ガチャで機械学習で一線級の研究をしていた人が車両実験部隊に配属されたり、エレクトロニクスを専攻していて電機会社をわざわざ蹴って入社した人が機械設計をする部署に配属されたりするなど、教育投資をゴミ箱に捨てるようなミスマッチがわりと普通に発生します。

 

ところが彼らは若くしてなまじ優秀なので、ミスマッチなコレジャナイ仕事でも優れたパフォーマンスを発揮し、「やりがい」があると錯覚してしまうケースがあるんです。

そして自動車会社は一部上場企業なので、製造業の中では給与はソコソコの水準。まあ普通に暮らしていれば生活に困ることはありません。

 

コレジャナイ仕事でも3〜5年ぐらい経てば次第に慣れてきますが、慣れてくると自分や周囲が冷静に見えるようになってくるのでやりがいを見失います。

 

そして入社から3〜5年経つ頃には第二新卒カードはとっくに腐りきってしまいますが、ソコソコの給料なので危機感も感じにくく、現職以上の待遇や環境を求めてグズグズしているとあっという間に転職はハードモードに変わります。

 

さらに厄介なことに、あなたがガチャでハズレを引いて配属されたコレジャナイ部署には、当然たまたまアタリを引いて配属された人もいます。

そんなアタリくじを引いて「スキル」と「好き」のベクトルが一致している人と競争するのです。

なんだかんだ言って日本企業の人事評価というのは相対評価なので、コレジャナイ仕事で消耗させられると上にも横にも動けなくなります。

 

それを裏付けるかのように、自動車会社には「東大卒のダメおやじ」みたいな人も結構ゴロゴロいます。

 

新卒ガチャ問題にどう対処するか

この問題は非常に根深いものがありますが、太郎丸さんの言葉を借りると新卒ガチャゲームに参加しない以外に対処方法は無いのかもしれません。

 

最近は技術の進化が早いので、大学で尖った専門性を身に着けていても3〜5年で陳腐化するなんてのは珍しくありません。

 

したがって大学時代の専門性を活かしたいのであれば、まずは採用段階で配属先や仕事内容が決まってる会社に行って悔いが残らないところまで戦って、芽が出なければ自動車会社に転職するぐらいのキャリアデザインでも良いと思います。

 

幸いなことに、新卒にはガチャを強いる自動車会社でも中途採用では職種別ですしね。

 

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