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1台約4億円!大阪の派遣会社がEV受注開始

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大阪の派遣会社アスパークがEV受注開始

技術者派遣を手がけるアスパーク(大阪市)は2日、開発を進めてきた高級電気自動車(EV)「アウル」の受注を始めたことを明らかにした。1台310万ユーロ(約4億円)。欧州を中心に50台限定で販売する。

パリで国際自動車ショーが開幕するのを前に発表会を開いた。アウルは静止状態から時速100キロに到達するまでの時間が1.99秒と非常に短いのを売りにしている。最高速度は時速280キロという。強度と軽さを両立したカーボンを車体の素材に採用した。

吉田真教社長は「今後もEV開発を続けていきたい」と語った。

Source: 共同通信

これまでに明らかになっているスペックをまとめます。

  • 全長:4830mm
  • 全幅:1935mm
  • 全高:990mm
  • 重量:860kg
  • 乗車定員:2名
  • 0–100 km/h加速:1.99秒
  • 最高速度:280km/h
  • 原動機:2モーター(フロント・リヤ)
  • 駆動方式:AWD
  • 定格出力:65kW
  • 最高出力:320kW
  • 最大トルク:760N⋅m
  • 航続距離:150km
  • 蓄電:バッテリー+ウルトラキャパシタ

 

特筆すべきは0–100 km/h加速1.99秒という変態じみた加速性能でしょう。

いくら電動モーターは加速が得意だとはいっても、ここまでくると普通のクルマではタイヤの摩擦係数が駆動力に耐えきれずホイールスピンするはずなので、Owlはタイヤの選定や足回りのセッティング、トラクションコントロールのセッティングなど、かなり気合を入れて作り込んでいるはずです。

 

一方、タイヤや足回りを加速性能寄りにチューニングしたことで、耐久性や乗り心地、旋回性能などが犠牲になっている可能性は大きいですが、このへんは実車を乗ってみないとなんとも言えません。

 



4億円の価値はあるのか

結論から申し上げると、消費者の観点では4億円の価値は無いと思います。

 

というのは、

  • アスパークという企業はスーパーカーファクトリーとしてのストーリーもブランドバリューも認知されていない
  • 0–100 km/hの加速性能はEVスポーツカー市場においてコモディティ化している
  • 単純に4億円は高すぎる(ラ・フェラーリ3台でもお釣りがくる)

ラ・フェラーリ:1億3千万円

 

あくまで推測ですが、このモデルは商業的な成功を意図したものではないと思います。

社長が「今後もEV開発を続けていきたい」と語っているとおり、開発に携わる人材や資金を集めるためのアドバルーン的な位置づけであるものとみられます。

 

4億円という値付けも話題作りの一環と考えると納得できます。

 

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