中国EVブランド「GYON」立ち上げ、充電は15分で航続600km…2019年発売へ
中国の新興EVメーカーのSITECH(新特汽車)は8月9日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスにおいて、新たな電動車ブランド「GYON」を立ち上げた、と発表した。
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GYONって何て読むの?ギョン?ガイオン?
中国からは次から次へとEVの新興企業が出てきますな。https://t.co/gGuIoPezJF
— ごぼう氏 (@evjournal_jp) 2018年8月10日
GYONの読み方はよくわかりませんが、中国の新興EVメーカーは勢いがありますね。
しかも80%充電が10分以内、フル充電は15分で完了。航続距離は最大600kmという驚愕のスペック。
数撃ちゃ当たる
設計を担当するのは米カリフォルニアのGFMI(Gaffoglio Family Metalcrafters, Inc.)という、大手OEMのコンセプトカーや試作車の開発を手がける企業です。
巷ではべンチャー企業が発展する確率は「千三つ(1000社あっても成功するのは3社ぐらい)」と言われています。
そして自動車は試作と量産の間には「死の谷」という障壁が存在するといわれており、手作りに毛が生えたような試作車ができたからといって量産がうまくいくとは限りません。
部品調達やコスト、製造技術、品質管理などに求めれられるものが全く違うんです。
しかし中国にはすでに外資との合弁で量産技術を蓄えた地場メーカーが数多く存在しておりますので、これほどEVメーカーの分母が多ければ死の谷を渡りきる企業が現れるのも時間の問題でしょう。
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