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テスラを脅かす中国のEVメーカーNIOがNY市場にIPO!

投稿日:2018年9月10日 更新日:

いよいよNIOがNY証券取引所に上場

中国の高級EV(電気自動車)メーカーのニオ(NIO, Inc.、ティッカーシンボル:NIO)が今週、ニューヨーク証券取引所に新規株式公開(IPO)します。順調に行けば値決めは9月12日(水)引け後で、取引開始は翌13日(木)となる予定です。

Source: ZAI

今週、中国のEVメーカーNIOがいよいよNY証券取引所に新規株式公開(IPO)をします。

NIOは中国に拠点を構える世界的な新興自動車メーカーであり、ハイパフォーマンス&プレミアムな電気自動車の設計と開発に特化した企業です。漢語表記は『蔚来汽车』。『中国版テスラ」』とも称されます。

同社は量産車の販売のみならずFormula Eにも参戦しています。

NIOがこれまでにデリバリーしたEVは2000台に満たないといわれていますが、同社は64億-85億ドル(約7120億-9460億円)の評価額を目指しているとされ、上場で調達した資金を研究開発や販売・マーケティング、製造施設やサプライチェーンの構築に充てる方針。

 



なぜNIOが注目されているの?

ではなぜNIOの上場が注目されているのでしょうか。

以下にポイントをまとめました。

EV専業の企業である

既存の大手自動車メーカーはエンジン車やハイブリッド車の傍らでEVを手がけているため、今後の自動車市場の情勢変化に対して大きく外すことはありませんが、大当たりすることも考えにくいとされています。

一方で世界に自動車メーカーは数あれど、現在EV専業で上場しているのは現時点ではテスラ以外にはなく、NIOは希少な投資先として注目されているのです。

中国市場がホームマーケットである

中国は世界のEV市場の半分以上を占めており、NIOはその中国をホームマーケットとする企業です。

また中国政府は国家戦略としてEVの普及拡大を支援しており、同国の市場は今後も成長することが期待されています。

なかでもNIOは名実ともに高級車を手がける数少ない企業であり、他社とは一線を画す存在となっています。

巨大資金が背景にある

NIOを資金的に支えているとされるのが、中国のIT企業であるテンセント。他にもバイドゥ京東(大手ECサイト)、セコイア、レノボなどが出資しているとされ、EVベンチャーとしては資金的にかなり恵まれた環境にあるといえます。

またこのところ自動車関連のベンチャー企業に積極的に投資しているソフトバンクもNIOの株式を取得する方向で協議していると報じられています。

現在NIOは販売がEVの始まったばかり投資が先行し赤字決算が続いていますが、中国市場の成長の波に乗れば大きく業績を伸ばすことが期待できます。

 

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