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大企業の新卒ガチャ問題がヤバい

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こんばんは、ごぼう氏です。

突然ですが、あなたは新卒ガチャ問題をご存知ですか?

新卒ガチャとは

新卒で入社をして配属される部署や職種、配属先の上司や教育担当がどうなるか?をソーシャルゲームのコア機能である「ガチャ」になぞらえたもの。

新入社員として入社した場合、自分の価値観を尊重して持ち味を引き出し、成長にコミットしてくれる「SR(スーパーレア)級」の職場に配属されるか、価値観の押し付けや将来の成長が見込めない部門といった「ハズレ」部署に配属されるかは、実質「ガチャ」のようにほぼ運で決まり、「ハズレ」を引いた新入社員は最悪の場合メンタル不調を患ってしまったり、場合によっては早期退職に至ってしまったりする現象のこと。

数年前からこの新卒ガチャ問題はネット上で取り沙汰されておりましたが、今年に入って大手メディアで取りあげられたりTwitterを賑わせたり、2018年の流行語大賞になるんじゃないかっつーぐらいよく目にする言葉になりました。

今日は自動車業界における新卒ガチャ問題を考えてみます。

昔から存在していた新卒ガチャ問題

新卒で入社をして配属される部署や職種、配属先の上司、ひいてはその先の職業人生が「くじ運」で決まってしまうという現象は、「新卒ガチャ」という言葉が生まれる前から存在していました。

ところがここ最近になってこのことが急に騒がれだしたのは、いわゆる一括採用で入社した新卒が会社の都合で部署に人員を振り分けられるという、旧来の人事制度のあり方が世の中の価値観や仕事に対する考え方と合わなくなってきたためです

 

それでも「石の上にも三年」などという言葉があるように、これまでは不遇な環境に置かれても3〜5年ぐらい頑張れば職場や仕事に慣れてきて、なんとなく定年まで勤め上げることができたのかもしれません。

 

ところが現代のビジネスや技術のトレンドの変化は昔とは比べ物にならないほど早くなっています。

このため新卒配属の時点で間違った石に座らされてしまうとキャッチアップに消耗させられてしまい、冗談抜きで数年後には周りの景色がすっかり変わって別の石に飛び移れなくなってしまうというリスクをはらんでいます。

 

こういった理不尽な状況に対して若い世代がSNS等で声を上げだしたため、「新卒ガチャ」という言葉で問題が顕在化したのでしょう。

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自動車業界の新卒ガチャ問題

自動車業界関連の新卒ガチャ事例をご紹介します。

日本特殊陶業

日特陶といえば言わずとしれたエンジン用のスパークプラグや排気センサーで世界一のシェアを誇る企業です。

同社の売上高はエンジンの点火プラグや関連センサーが8割以上。

ところが電気自動車(EV)の普及を前に、経営側は「脱エンジン依存」を掲げています。

新卒採用のページなどではエンジンはまだまだ大丈夫みたいなことを書いてますが、経営陣が新規事業を模索している時点で同社の中長期的なビジョンや経営環境は推して知るべし。

 

こういった「今は稼ぎ頭だけど先細りの既存事業」と「経営陣の期待がかかっている新規事業」を抱える企業において、本人の希望に反する部門に配属されるとどうなるか。

これが新卒ガチャの恐ろしさ。

 

トラック運転手

自動運転技術の普及が進めば、今後25年間に長距離トラック運転手29万4000人が失業する可能性がある。

Source: Wall Street Journal

これはアメリカの事例なので日本の新卒採用とはやや異なりますが、労働環境としては日本も近いものがあります。

雇用の15%が消失ですよ!

つまり同じように働いていても、25年後には現在の労働者よりも15%も失業リスクが高くなるということを意味します。

 

そんなリスキーな状況に対して経営側は労働環境を改善するとか賃金を上げるとかで人を繋ぎ止める必要があるのですが、なかなかそうもいかないのが実態。

実際に日本のバス業界などでは、労働条件の悪さと将来的な失業リスクから若い労働者が寄り付かなくなってしまっています。

これは経営的にも社会的にも由々しき問題です。

 

新卒ガチャ問題とどう向き合うか

新卒ガチャ問題というのは、本質的にはくじ運、すなわち確率的問題に帰結します。

したがって解決策としては、入社してハズレを引いたと思ったら「若さ」という武器が腐らないうちに次のガチャに挑戦するのが最適解となります。

 

私自身クソな職場で体力と気力を消耗させられ、地獄の淵で何年も浪費してしまった経験があります。だから若い人には理不尽な環境で無駄な苦労をしてもらいたくない。

過ぎた時間は二度と取り戻せません。ガチャでハズレを引いたと思ったら即転職しましょう!

 

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