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光通信技術を応用した簡易な自動運転センサー、豪スタートアップが開発

投稿日:2018年8月21日 更新日:

光通信技術を応用した簡易な自動運転センサー、豪スタートアップが開発

光ファイバー通信の原理を応用したシンプルな自律走行車用センサーを、オーストラリアのスタートアップが考案した。自律走行車に欠かせないセンシング技術「LiDAR(ライダー)」は複雑で高価だが、光ファイバーから送ったレーザー光をプリズムに屈折させることで構造を簡素化した。

Source: WIRED

自動運転の実現に不可欠といわれるLiDAR。

LiDARの基本的な仕組みは、レーザー光を回転する鏡で反射させることで上下左右に物体を走査し、物体に反射して戻ってきたレーザー光を検出器で捕らえて物体を検知する、というものです。

この方式はレーザー光を制御するミラーを駆動するための可動部分を備えており、走行振動などに対する耐久性や検出精度を確保するために複雑なシステムとなっていることから、例えばWaymoが採用しているVelodyne社の製品は数百万円もするといわれています。

こうしたセンサーコストがネックとなり、当面は自動運転はロボタクシーやロボットバスなど稼働率が高くコストがペイしやすいサービスカーからの導入になるとみられています。

 

しかしLiDAR各社はコストダウンを競っており、中でも高コスト要因の一つであるメカ部分の廃止、すなわちメカレス化に向けた技術開発が活発です。

メカレスLiDARが実現するとセンサーコストは数百万円から数万円レベルまで下がるものとみられており、価格破壊が進むと一気に自家用車への導入が広がることが期待されます。

出典:日経xTECH

 

今日ご紹介した方式は、「波長が変わると屈折率が変わる」というスネルの法則とプリズムの性質を利用して、可動部分が無くてもレーザー光走査を可能としたものであるようです。

同社はLiDARについて「1個のレーザーと数個のプリズムがあれば十分だ」と確信しているようで、コストダウンが一段と進むことが期待されます。

 

 



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