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あなたは「靴磨き少年」になっていませんか?

投稿日:2018年7月22日 更新日:

こんばんは、ごぼう氏です。

突然ですが「靴磨きの少年」の話はご存知ですか?これは投資に参加するタイミングにまつわる有名な逸話です。

今日は私の投資経験の中でも、特に仮想通貨投資において初心者に知っておいていただきたいことをお伝えしようと思います。

ビットコインとの出会い

私が「仮想通貨」や「ビットコイン」という言葉を初めて耳にしたのは2014年。かのマウント・ゴックス社によるビットコイン大量消失事件が発生した年です。

同社元CEOのマルク・カルプレス氏のちょっとアレな風貌と相まって、当時、私はビットコインを詐欺まがいのものだと思っていました。

ゆるゆるのネクタイで記者会見に望んじゃうカルプレス氏

また、マウント・ゴックス事件により2007年頃の「円天」という疑似通貨による詐欺事件の記憶も呼び起こされ、世間的にも「やっぱりデジタルマネーは怪しい」というムードになってしまいました。

こうしたことから、2014年時点で「そもそもビットコインとは一体何なのか」という本質的な議論にまで踏み込むメディアは皆無だったと思います。

 



ビットコインとの再会

月日は流れ、私が仮想通貨に再会したのは2016年。

たまたまいつも見ているテック系メディアでブロックチェーンについて解説している記事を目にしました。

理系のはしくれである私は、その記事を読むにつれ、ブロックチェーンが持つ技術的なポテンシャルの高さに惹かれるようになりました。

 

いろいろ調べてみると、どうやら仮想通貨を支えるブロックチェーンの本質は「改ざん不可能な分散型台帳技術」であり、産業や社会に大きなインパクトを与えるポテンシャルを秘めていることがわかりました。

そんなわけで2016年の秋頃、確か1BTC=5万円ぐらいだったと思いますが、勉強がてら思い切って3BTC=15万円分程度を購入。

当時、私はしがないサラリーマンだったので、少ないお小遣いを工面してビビりながら買ったのを覚えています。

 

それからさらに月日が流れ、仕事やプライベートでバタバタしていたのですっかり仮想通貨のことは忘れていましたが、2017年のある日。

ふとチャートを覗いてみると1BTC=5万円が30万円ぐらいになっているではありませんか!なんと6倍!株式などでもあまりお目にかかれないようなパフォーマンスです。

気がつけばその頃、仮想通貨の相場はすっかり熱を帯びていました。

本当に毎日こんな状態でした

 

そして、潮目が変わった

そして2017年秋。

私は仮想通貨をとりまく世の中の雰囲気が変わりはじめていることを感じていました。

この頃私が意識していたのが、冒頭で触れた「靴磨きの少年」の逸話。

 

この逸話というのは

かつてアメリカの元大統領ケネディの父親が投資家として財をなしました。ある日のこと、ケネディは街で靴磨きの少年の言葉を耳にします。

「ここだけの話、株は儲かるらしいですよ」

このときケネディは投資から縁遠い一般大衆が株の話をしていることに違和感を感じ、すべての銘柄を売り抜けました。

それからほどなくして世界恐慌が発生して世の中は阿鼻叫喚の時刻絵図となりましたが、ケネディは損失を免れることができましたとさ。

めでたしめでたし。

というもの。

 

翻って現代。

2017年秋頃のビットコイン相場は相変わらずイケイケだったのですが、マトモなマネーリテラシーやテクノロジーから縁遠いメディアでも「ビットコイン」というワードを見聞きすることが増えてきていました。

そんな状況に違和感を感じた私は、保有していた通貨の大半を一旦売却しました。

 

その後2017年末に一時1BTC=250万円の高値をつけたときは「売るの早かったかなー」なんて少し後悔しましたが、それからあれよあれよという間にピーク時の3分の1以下にまで下落。

恐ろしい相場でした。

 

マスメディアとそのターゲットを意識しよう

一連のビットコイン取引において、私が経験的に現代の「靴磨き少年」として意識していたものは、コンビニなどに並んでいる週刊誌や雑誌でした

週刊誌や雑誌という媒体は速報性に欠けるので、どうしても市場の動きからはワンテンポ遅れます。

このような速報性に欠けるメディアから情報を得て動き出す層は情弱、すなわちカモです。ビットコインに限らず、カモが相場に参入するとピークアウトします。

 

数ある週刊誌の中でも私が先行指標として絶大な信頼をおいているのはS◯A!です。暴落シグナル・ジェネレーターとしては極めて優秀な雑誌です。

ビットコインについては2017年11月21日号で仮想通貨特集が組まれた後の年末に暴落するなど、絶妙なタイミングでシグナルを発していました。まさに逆神!

週刊誌の他には、職場や交友関係の中で経済に疎い人が投資の話をしだすのも要注意です。

身の回りにいませんでしたか?昨年末頃に「ボーナスも入ったし、そろそろビットコインでも買ってよっかな〜」なんて言ってた人。

こうした「靴磨き少年」現象は程度の差こそあれ、投資商品やプロダクトなどが大衆化するプロセスで必ず生じます。

そして情報格差がある限りこの構図は無くなりません。

 

2018年の仮想通貨市場を予測する

さて2018年7月時点、今後の仮想通貨市場はどうなるでしょうか。

巷ではエリオット波動など比較的ビットコイン相場と相性の良いとされるテクニカル分析指標において、そろそろ反転が近いのではないかと囁かれています。

 

しかし私は、まだまだ相場のアクは抜けきれていないと思っています。

理由はまだコンビニの雑誌コーナーに仮想通貨関連の雑誌が並んでいるから。

相場というものは、カモが良い思いをするほど甘くはありません。

とりわけ、相場の中でも特に変化が早い仮想通貨の情報を雑誌から得ようとするレベルの者が「億り人」になれるほど甘いもんじゃない。

2017年末〜2018年始に高値掴みした層が諦めて撤退し、雑誌の一つや二つが廃刊するまで、このシコリは取れないと思っています。

 

したがって、私は様々な仮想通貨銘柄を保有している立場ではありますが、まだしばらく価格の低迷は続くとみています。

 

まとめ

週刊誌やテレビなどのマスメディアの情報は信憑性や中立性もさることながら、その情報が向けられているターゲットがどの程度のリテラシーを持っている層なのか、という点にまで意識を向ける必要があります。

なんてことに思いを巡らせてみると、世の中の景色が少し変わって見えるかもしれませんよ。

そしてこれは仮想通貨に限った話ではありません。

 

あなたは「靴磨き少年」になっていませんか?



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