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ロボアド徹底比較

投稿日:2018年7月3日 更新日:

前回は投資初心者のサラリーマンが資産運用する際にロボアドがオススメであることをご紹介しました。

AIを活用した資産運用はちょっとしたブームで様々なサービスが乱立しているので、本日はロボアド各社の特徴をご紹介します!

 

各社の特徴まとめ

主要なロボアドサービスの中でも、投資初心者に特にオススメなのが「投資一任型サービス」です。

口座を開設するには、各社とも投資方針の決定するためにWEBやアプリ上に提示されるいくつかの質問に答える必要があります。

この質問数が少ないと気軽に利用できる一方で、投資方針のバリエーションが少なく自分の志向に合わない可能性があります。逆に質問数が多いと少し面倒ですが、きめ細かく運用プランを設定することができることが期待できます。

また運用管理手数料も各社でそれぞれ異なっています。

もちろん手数料が低いほうが運用効率は上がりますが、各社で取り扱う金融商品が異なりますので、総合的に検討すると良いでしょう。

次は主要なロボアドの特徴を一つずつ見ていきます。

 



Wealth Navi

WEALTHNAVI(ウェルスナビ)

ノーベル賞理論に基づくアルゴリズムを採用

WealthNaviはこれまで一部の富裕層や機関投資家などの間でしか使われてこなかったノーベル賞を受賞した学者が提唱する理論に基づく資産運用アルゴリズムを、誰でも利用できるようにしたという点に特徴があります。

これにより、お客様一人ひとりに合ったポートフォリオ(資産の組み合わせ)を自動で構築し、リスクを抑えながらリターンの最大化を目指します。

また資産運用アルゴリズムはホワイトペーパーが公開されており、透明性にも徹底的にこだわっています。

ホワイトペーパーを読む

国際分散投資ポートフォリオを自動運用

資産運用の王道は「長期・積立・分散」です。

WealthNaviは6~7つの海外上場ETFを通じ、世界約50カ国1万1000銘柄に分散投資します。その中には、世界を代表する会社の株式も含まれており、世界経済の成長率を上回るリターンを得ることを目指します。

また忙しい人でも気軽に使えるよう、発注も、積立も、リバランス(資産のバランス調整)もすべて自動なので、日々の値動きに一喜一憂することなく長期運用を続けることができます。

税負担を自動的に最適化

WealthNaviには「DeTAX」という「譲渡益に対する税負担」を自動的に最適化する機能が設定されています。

この機能は、配当やリバランスなどにより生じた利益にかかる税負担が一定額を超えた場合、ポートフォリオに組入れられた銘柄の中に含み損を抱えている銘柄があれば、その銘柄を一旦売却しすぐに買い戻すことによって損失を確定し、その他の利益と相殺することでその年の税負担を軽減するというものです。

メモ

口座開設やユーザーインターフェースのわかりやすさはピカイチです。他のサービスでは自動積立の金額や運用プランの変更に制限があったりするものもありますが、WealthNaviは何度でも柔軟に変えられるのが良いですね。

なお、SBI証券に口座をお持ちの方は「Wealth Navi for SBI証券」で最短当日の口座開設が可能です。将来的に株や投資信託、債権などの投資にも挑戦したい場合はSBI証券に口座を開設しておきましょう。

WealthNaviで口座を開設する

 

THEO

投資初心者が初めて選ぶサービスに最適

2016年からサービスが開始されたTHEOですが、大手証券会社であるSBI証券と提携するなど、勢いのあるロボアドです。SBI証券に口座があれば「THEO+ SBI証券」で最短翌日で口座開設可能です。

また、住信SBIネット銀行に口座があれば「THEO+住信SBIネット銀行」で口座開設可能です。THEOの利用で銀行取引の手数料無料回数がアップするチャンスがあるなど利便性も申し分なし。

THEO公式サイトでは無料体験も可能です。最低投資金額は1万円からであり、投資初心者が初めて選ぶサービスに最適といえるでしょう。

手軽だが豊富な運用プラン

THEO(テオ)を利用する投資家の約半分は20〜30代であるといわれており、投資経験の少ない人でも診断結果に合わせて最適なポートフォリオを自動的に構築することができる「THEOにおまかせ」という機能が設定されています。

また、ユーザーに必要と考えられる典型的な資産運用ニーズを、値上がり益重視の「グロース」に配当・利息重視の「インカム」、インフレ対策の「インフレヘッジ」の3つに分類し、それぞれのニーズに応える機能別ポートフォリオを構築することも可能です。

徹底した分散投資

THEOの大きな特徴としては、利用できる資産の組み合わせが他社に比べて抜きん出て多いという挙げられます。

同一地域の資産は似通ったリスク特性を有していることが多いため、THEOは投資先の地理的な分散を行なうことでリスクの分散をはかります。また「新興国株」「先進国国債」「リート・不動産」など、値動きやリスク特性が異なるものをバランスよくミックスすることでリスクの低減を図っています。そして、これらを長期的に運用することで短期的な価格変動の影響を排除します。

このような徹底した分散投資を行なうことで、高い期待収益率を保ったままリスクを大幅に下げることを目指します。

メモ

若いユーザーが多いと言われているTHEOですが、それゆえにスマホアプリがiOSにしか対応していない点は惜しまれます。

しかしユーザーインターフェースやサービス内容などは非常にわかりやすい点や、シンプルながらも機能別ポートフォリオが充実している点などは特筆すべきものあり、スマホアプリの欠点を補ってあまりあるサービスといえるでしょう。

 

 

楽ラップ

運用は投資信託

楽ラップの投資対象は国内や先進国、新興国の株式、債権、リートなどになります。

資産の配分は世界各国で年金基金などへの投資助言をおこなうマーサー・インベストメント・ソリューションズ社の助言を活用しています。

世界中のマーケット動向を調査・分析し、今後の経済見通しから資産配分割合を自動的に見直しますので、他のロボアド同様にお客様は何もしないでOK。

値動きの急変リスクを回避する「下落ショック軽減機能」が選べる

楽ラップは急激な相場変動に対して緊急的なリスク回避プラン(下落ショック軽減機能)が発動し、運用資産のリスクを可能な限り下げることができる「下落ショック軽減機能」を選択することができます。

具体的には株式市場の価格変動リスクが高まった際に、株式への投資割合を減らし債券の投資割合を高めるというもので、株式市場の急激な下落による損失を緩和することが期待できるというメリットがあります。反面、株式市場の下落後に急上昇した場合に上昇分を取り損なう場合があるというデメリットもあります。

2つの手数料体系

楽ラップは固定報酬型と成功報酬型の2つの手数料体系から選ぶことができます。成功報酬は好景気では金額が膨れるので、運用成果が高いときは固定報酬型、運用成果が低いときは成果報酬型と切り替えるのがベストですが、残念ながら契約期間の途中で手数料コースを変更することはできません。

 

ただし、契約期間(約1年間)の「契約満了月の第1営業日から最終営業日の15時より前まで」は、手数料コースの変更受付期間として、新契約期間に対して適用する手数料コースを変更することができます。

<例>契約期間が、2017年4月1日から2018年3月31日の場合
変更受付期間は、2018年3月1日(木)から2018年3月30日(金)の15時より前までとなります。

メモ

楽ラップは全体的にサービス内容が複雑なのが難点です。

特に初心者にとってわかりにくいのが手数料体系ですが、年間の運用成果が約2%のところに固定報酬型と成功報酬型の損益分岐点があります。楽ラップで公開されている2016〜2018年のパフォーマンスデータによると最も保守的なプランでも期待リターン率は2.5%以上なので、当面は固定報酬型を選んでおくのが良さそうです。

 

マネラップ(MSV LIFE)

大手のマネックス証券が提供するロボアド

MSVという名称が聞き慣れないためちょっととっつきにくいですが、出資会社であるマネックス・クレディセゾン・ヴァンガードの頭文字をとったもので、MSV LIFEはマネックス証券が提供するロボアドバイザーサービスのひとつ。愛称はマネラップです。

MSV LIFEは最先端の金融理論と高度な情報技術を活用することで、一部の富裕層や機関投資家(プロ投資家)しか利用できなかった、「資産計画づくりから目標達成までサポートする資産運用サービス」の小口化と低コスト化を実現しています。

ゴールベースアプローチ

MSV LIFEは一人ひとりの人生目標(ゴール)の達成のために、資産計画の作成から運用・見直しなどのアフターフォローまでを行ないます。

運用計画は「教育資金」や「500万円ためる」「月4万円取り崩す」「30代からそなえる」など予め準備されている雛形をもとに、リスク許容度などのカスタマイズを行ないます。目的に応じて最大3つまでを契約することができます。

ライフステージにあった運用計画がMSV LIFEの大きな特徴です。

小口・低コストで分散投資

資金力のある大手のマネックス証券が提供するサービスだけあって、初期投資金額が1,000円と当サイトで紹介するロボアドの中では資金的ハードルは最も低いです。また手数料は年間0.991%未満(税込)を目標とするなど、低く抑えられている点もうれしいですね。

メモ

「マネックス」「マネラップ」「MSV LIFE」と、似て非なる単語いろいろが出てくるので、サービスを開始するうえでのとっつきにくさは難点。MSV LIFEを利用するにはマネックス証券の口座を開設する必要がありますが、IDがマネックス証券とMSV LIFEで別なのもややこしいです。

ただ、一旦口座を開設してしまうとその延長でマネックス証券が提供する株式や債権、FX、先物取引などさまざまな金融商品取引もできるので、将来的にさまざまな投資対象をオールインワンで管理したい場合は便利です。

 

 

クロエ

iOSとAndroidのアプリで管理

エイト証券が提供するクロエはiOSおよびAndroidのスマホ・タブレットのアプリで管理するロボアドサービスです。PC(WEBサイト)でのサービスには対応していませんので注意しましょう。

手数料は最安の年率0.88%(税抜)

クロエは最新技術を駆使することで投資の世界に新しい風を吹き込むことを標榜しており、手数料は当サイトで紹介しているロボアドの中では最も安価に抑えられています。

メモ

クロエのサービス開始は2017年2月。2018年5月時点ではWEBサイトやアプリの作りは正直まだまだ荒削りな印象ですが、他には無い熱い志を感じるサービスです。

 



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