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えっ?サラリーマンなのにロボアド使ってないの?

投稿日:2018年7月3日 更新日:

こんばんは、ごぼう氏です。

サラリーマンの皆さんが初めて投資に挑戦するとき、株や投資信託、債権、不動産などさまざまな投資商品から何を選べばよいのか、どんなリスクがあるのか、よくわかりませんよね

今日は複雑が金融商品の知識が不要で、忙しいサラリーマンにオススメのロボットアドバイザー(略してロボアド)についてご紹介します。

 

ロボアドとは

ロボアドとは、コンピューターのアルゴリズムに基づいて資産運用のアドバイスや商品の提案をおこなう金融サービスです。

こうしたサービスは金融とITサービスを融合したFintech(フィンテック)と呼ばれるもののひとつであり、日本では2015年ごろからAI技術の進歩によって急激にロボアドサービスが増加しました。

 

ロボアドはネット上で簡単な質問に答えることで自動的に自分に合ったプランを選択することができ、またその後のリバランスなども自動的におこなってくれるので、ほったらかしで資産運用ができるという特徴があります。

こうしたことから、ロボアドは会社勤めで忙しい方にはうってつけのサービスなんです!

 

現在では大手証券会社からベンチャーまで数十社が参入していて、さまざまなサービスが提供されています。

主要なサービスの特徴についてはロボアド徹底比較をご覧ください。

長期投資に重要な「リバランス」

リバランスとは経済状況によって変化してしまった資産配分を本来の比率に調整する作業のことをいいます。

短期で売買を繰り返すならば気にする必要はありませんが、長期にわたって資産を保有する場合は例えば株と債権の資産配分を50:50で投資を始めても、しばらくすると価格が変動して60:40などのように構成比率が変化することがあります。

これを適切な配分に戻さないとリスクが特定の金融商品に偏ってしまうので、ロボアドはこの資産配分を本来の比率に調整する作業を自動的におこなってくれるのです。

 



ロボアドの種類は大きくわけて2つ

現在ロボアドには大きくわけて「投資一任型」と「アドバイス型」の2つのサービスがあります。

「投資一任型」は投資プランの提案と売買、その後のリバランスまでを全て自動的におこなってくれるサービスです。

一方で「アドバイス型」は投資プランのアドバイスは自動でおこなってくれますが、売買やリバランスなどは自身でおこなう必要があります。

「アドバイス型」を使いこなすにはある程度の金融商品や相場に対する知識が求められますので、投資初心者の方には「投資一任型」がオススメです。

投資一任型とアドバイス型、どちらが有利?

一般的に、投資一任型は初心者向き、アドバイス型は中級者向きと言われています。

しかし、ロボアドにはコンピューターのアルゴリズムによって投資判断をおこなうため、基本的に市場の動向に感情的に惑わされて売買をすることはありません。

また投資一任型サービスは日々進化するAI技術に支えられているので、企業間の開発競争も活発です。

将棋のプロ棋士が感情を持たず進化を続けるAIに敵わなくなったように、長期にわたって資産を形成するには投資一任型のほうが有利であるという意見もあり、一概にどちらが優れているとは言えないのが現状です。

ロボアドの投資対象は投資信託とETF

各サービスによって若干の違いがありますが、投資信託とETFが主流ですのでそれぞれの特徴についてチェックしておきましょう。

投資信託

投資信託は「信」じて「託」すという文字のとおり、証券会社に資金を託して運用を任せるという投資商品です。

投資家から少しずつ集めたお金を大きな資金としてまとめ、運用方針に基づいて株式や債権、不動産などの投資商品を運用します。運用から得られた利益は投資家に分配されます。

投資対象の組合せは商品によってさまざまですが、基本的に特定の投資対象に偏らないのでリスク分散ができるというメリットがあります。一方で、証券会社に「信託報酬」という形で手数料を支払う必要があるため運用効率があまり高くないというデメリットもあります。

預貯金などとは異なり、運用成績によって元金割れが起きる可能性がある点は注意が必要です。

ETF

ETFはExchange Traded Fundsの略で「上場投資信託」と呼ばれています。

その名のとおり「投資信託」が証券取引所に「上場」しているものであり、株式などと同じく証券取引所で売買することができます。

細かい説明は割愛しますが信託報酬が安いので投資信託よりも運用効率が高く、また株式と同様に価格が変動するため割安な時に購入すると利回りが良くなるというメリットがあります。

 

一方で、株式と同様ということは割高な水準で購入してしまったり、特定の条件を満たすと上場廃止となるリスクがあるというデメリットがあります。

こちらも預貯金などとは異なり、運用成績によって元金割れが起きる可能性がある点は注意が必要です。

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なお、投資信託・ETFともに運用によって発生した分配金は再投資されますので、複利の効果を享受することができます。

アインシュタインが「人類最大の発明」と称した複利の効果

 

複利とは、投資で得た利益を再び投資して元本に組み入れることによって利益が利益を生んでいく効果のことを言います。

一方、単利とは元本に対してのみ利益が生まれることを言います。

両社の比較をすると下の図のようになります。資産運用では「複利は単利よりも有利。利回りが高く、期間が長くなるほどその差は広がる」と覚えておきましょう。

出典:NIKKEI STYLE

 

ロボアドにまつわるお金の話

ロボアドを利用するうえで最低限必要なお金に関する知識をご説明します。

最低投資金額

ロボアドサービスのための口座開設は無料ですが、利用に際しては始めに開設口座に入金しなければならない最低投資金額が決まっています。

ロボアドは利用者から少しずつ集めた資金を大きな資金としてまとめたものを投資信託やETFという形で運用していますが、ある程度まとまった資金が確保できたほうが投資対象の柔軟性が増すため、このような仕組みになっているようです。

 

最低投資金額はサービスによって数千円から数十万円まで幅がありますので、ご自身に合ったものを選ぶと良いでしょう。

各社の最低投資金額はロボアド徹底比較をご覧ください。

 

手数料

ロボアドはコンピューターのアルゴリズムに基づくサービスですが、運用管理手数料が発生します。

会社や預かり資金額によって違いはありますが、年率で預かり資金の1%未満が相場です。例えば10万円を運用すると年間の手数料は1000円です。

これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれですが、実績レポートの運用成績やほったらかしによる時間的メリットを参考に検討しましょう。

税金

ロボアドに限らず投資に際して、証券会社に開設される取引口座の形態は大まかにわけて3種類あります。

出典:富山第一銀行

 

確定申告が面倒であれば特定口座(源泉徴収あり)を選択するのが最もラクなのでオススメです。確定申告をしないので自身が被扶養家族の場合に利益を上げても不要から外れることはありません。ただし、本来納税しなくても良い20万円以下の譲渡益の場合であっても課税されてしまうというデメリットもある点は注意が必要です。

 

税金は利益を確定させた時に発生するのが基本ですので、例えば運用している資産の評価額が増えたので売却するような場合は、増えた分に課税されます。したがって、資金を口座に積み立てていくだけであればいずれの形態であっても税金は一切発生しません。

なお、一般口座は未公開株(上場していない会社の株)の取引など特殊な用途で使えるという特徴がありますが、一般口座は確定申告が面倒な上にロボアドサービスの利用に際しては特にメリットは無いので場合は選択する必要はありません。

税金に関しては上記以外にもさまざまな例外がありますので、不明点があればロボアドの運営会社あるいは税務署に問い合わせるのが確実です。

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NISAは使えるの?

NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。 NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。

株式や投資信託の運用している個人投資家にとって非常にありがたい制度なのですが、残念ながらロボアドではNISAは使えません。

この点についてWealthNaviの公式サイトに説明がありましたので引用します。

Q: NISAの利用はできますか?

A: NISAのご利用はできません。
当社のサービスは最低投資額を設定させていただいていること、年2回のリバランスが実施されることの2点から、年間累計の買い付け金額がNISAで上限となっている120万円を超えることが多いと想定されるためです。

 

ロボアドは儲かるの?

未来のことはわからないので確かなことは言えませんが、WealthNaviの公式サイトに1992年1月から2017年1月までの過去25年の期間で投資シミュレーションをおこなった事例が紹介されています。

出展:WealthNavi

これによると、一時的にリターンがプラスに振れたりマイナスに振れたりすることはありますが、長期的にはリーマンショックなどの大きな事件を経てもなお右肩上がりの傾向にあることがわかります。

この先もこの傾向が続き必ず儲かる!とは断言できませんが、投資に参加するうえでのひとつの判断材料にはなるのではないでしょうか。

 

口座開設の注意点

ロボアドサービスの口座開設は、各社とも公式WEBサイトからのネット申込みとなります。

口座を開設するうえで、初心者がつまづきやすい点を下に列挙しますのでご参考としてください。

本人確認書類

口座開設にあたって本人確認書類をロボアドバイザーを運営する会社に提出する必要があります。

提出方法はスマホなどで撮影した画像をWEBからアップロードするものが主流で、かつてのように郵送する必要はありません。本人確認書類は運転免許証、マイナンバーカード、個人番号通知カード、パスポート、住民票(マイナンバー記載)などです。

運営会社によって受け付ける書類の種類や数が異なりますので口座開設時に確認しておきましょう。

提出書類の住所が一致していること、有効期限内であること、などは見落としやすいので注意が必要です。

未成年の口座開設

ご子息の資産形成などのためにロボアドを活用したいというケースが考えられますが、現在は残念ながら未成年者名義での口座開設はできません。

海外居住者の口座開設

勤め先の都合などで、海外にお住まいの方は口座開設ができません。海外転勤等の理由で出国する場合も原則的に口座は閉鎖となりますのでご注意ください(株式や投資信託などは証券会社が一時的に預かってくれるものも存在するようです)。

これは日本以外の国での証券関連法制や税制などの限定ができないためで、法的にグレーな取引を予防するための措置のようです。

 

オススメのロボアドバイザー

私のイチオシはWealthNaviです。やはり最大手だけあって、パフォーマンスは安定しています。

 

他にもいろいろなサービスがありますので、各サービスの特徴はロボアド徹底比較をご参考にしてください。

いずれも口座開設は無料ですので、気になるものがあればまずは口座を開設してみるのも良いでしょう。

ひとつのサービスに集中的に資金を入れてじっくり運用したり、複数のサービスを分散投資してパフォーマンスの良いものを選んだり、あなたに合った資産運用のスタイルを見つけてみてください。



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