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なぜ高学歴社員が!?宝くじは◯◯に課せられた◯◯だ!

投稿日:2018年6月27日 更新日:

「良いものを作れば売れる」という昭和のモノ作り至上主義に浸りきった製造業の世界に蔓延する金融や投資に対する偏見。

今日はそんなマネーリテラシーに欠ける実態の一部をご紹介します。

なぜ高学歴社員が宝くじ買うの!?

自動車メーカーは高学歴社員だらけです。そりゃあもう、石を投げれば旧帝大卒と東工大に当たる、と言っても良いぐらい学歴エリートがゴロゴロいます。

そんな優秀な人たちばかりなのでさぞ合理的に行動するのかと思いきや、意外とこんなことを言う人が多いのです。

ボーナス入ったら宝くじでも買うかー
宝くじ当たったらこんな会社辞めるんだけどな〜

宝くじが当たったら辞める程度の仕事をしているということの是非はさておき、彼らはわりと小金を持っているので、ボーナス後などは実際に淡い夢を抱いて結構な枚数の宝くじを買う人が多いのです。

しかも娯楽ならまだしも、わりとマジで一発逆転を狙って数万円も突っ込んでいる(イタい)人もいます。

 

日本の学校教育でマネーリテラシーを教わる機会はあまり無いので無理もない気がしますが、ここではハッキリ言っておきます。

宝くじは確率的には絶対に勝てません!勝ち目のないギャンブルです!

 

そもそもギャンブルとは?

ギャンブルは日本語で言うと賭博ですが、まずはその定義を明らかにしておきましょう。

賭博とは、金銭や品物などを賭けて勝負を争う遊戯のことである。 金銭や品物などの財物を賭けて、(偶然性の要素が含まれる)勝負を行い、その勝負の結果によって、負けた方は賭けた財物を失い、勝った方は(なんらかの取り決めに基づいて)財物を得る、と言う仕組みの遊戯(ゲーム)の総称である。

(中略)

賭け事の遊戯(ゲーム)を主催している者を胴元と言う。

出展:Wikipedia

つまり賭博は、胴元が参加者からカネを集めて勝負事の結果に基づいて集めたカネを配分する、という仕組みです。

基本的に集めたカネは再分配されるだけなのですが、胴元は「テラ銭」という名目で集めたカネの一部を持っていってしまいます。

 

テラ銭の取り分はギャンブルの種類によって様々です。下の図を見てください。なんと宝くじは勝ち負け以前に、ただ参加しただけでなんと54%も胴元に吸い取られてしまいます!

つまり宝くじは残りの46%をみんなで奪い合うゲームなんです。驚くべきことに、パチンコや丁半博打よりもなどよりも胴元が多くを持っていってしまいます。

これのように胴元がガッポリ持っていってしまうものは「マイナスサムゲーム」と呼ばれ、参加者に還元されるお金の総和が掛け金の総和よりも小さくなるゲームです。確率的には全員が損します。

 

じゃあボッタクられた54%ものテラ銭はどこに使われているか、というのが次の図。

出展:宝くじ公式サイト

テラ銭の多くは発売元である地方自治体や指定都市に還元されます。

 

などど言われると、宝くじを買うと地方創生の役に立つような気がしますが、12.3%も運営側が搾取しているので非常に効率が悪いです。

そんなに地方の役に立ちたいなら、さとふるエフスタイルからふるさと納税をすれば実質負担額2千円で牛肉やウナギなどの返礼品がもらえますし、節税にもなるし、よっぽど合理的です。

 

宝くじは◯◯に課せられた◯◯だ!

このように宝くじはギャンブルの中でも最悪・最凶です。娯楽でやっているのならば止めませんが、わずかでも利益を狙ってやっているならカネと時間の無駄なので今すぐやめましょう

 

前述の通り、宝くじは胴元が持っていくテラ銭の占める割合が非常に大きいという特徴があります。

さらに宝くじの当選確率は非常に小さいです。種類にもよりますが、日本のジャンボ宝くじの当選確率は1,000〜2,000万分の1という酷い数字です。

ちなみに警視庁の交通事故統計によると「1年間で事故にあう確率」は100分の1程度と言われているので、毎年宝くじを買いに出かけるとすると、当選する前に交通事故で死ぬ確率のほうがはるかに高いという計算になります。あくまで数字上の話ですが・・・。

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つまり宝くじは還元率が低く当選確率が天文学的に低い。こうしたことから宝くじは「愚か者に課せられた税金」という異名をもちます

1000万分の1なんて当たるわけない

宝くじは当選金額も大きいので夢がありますし、人生を変えてしまうほどの金額が当選する可能性があります。

しかし、残念ながら宝くじは絶対に当たらないと断言しても良いほど当選確率が低く、また胴元の取り分54%もあるので、試行回数が増えれば増えるほど、得られる金額は投入した金額の46%に収束していきます。つまり確率的には絶対に損します

なぜこれほどまでに非合理的な勝負に、なぜ高学歴な人たちが資金を投入するのか私には全く理解できませんが、ここまで読んでくださった人であれば、金輪際宝くじなんぞアホらしくて買う気にならないでしょう。

 

投資はギャンブルなのか?

じゃあ宝くじではなく株や投資信託などの投資はどうなのよというと、これらも確かに胴元である証券会社などにテラ銭を払う必要はありますが、金額は年率1%程度と非常に少額です。

 

また株や投資信託などの投資がギャンブルとは明らかに異なるのは、これらはマクロ経済レベルで元本が増える圧力が働いているという点です。

んなアホなと思われるかもしれませんが、経済活動によって生み出される価値は「知恵や創意工夫」という無限に生み出される資本によって支えられているので、基本的には増大しつづけます。

このへんはまんがでわかるピケティの「21世紀の資本」なんかを読むと分かりやすいです。

とはいえ、もちろん個別銘柄レベルでは企業の業績や国家の政策に影響されるので損をすることもあります。

したがって、投資信託やインデックスファンドなどでリスクをヘッジすると、比較的ローリスク・ローリターンで資産を運用することができます(大きく儲かることはありませんが)。

 

ロボアド使って賢く運用しましょう

ということで、ギャンブルに余剰資金をつぎ込んで溶かすぐらいなら私は投資をおすすめします。

いきなり投資って言われても・・・

ですよね?

 

そんな投資初心者にオススメするのがロボアドです。

ロボアドとは、AIなどを活用して資産運用のアドバイスや商品の提案をおこなう金融サービスです。

ロボアドはネット上で簡単な質問に答えることで自動的に自分に合ったプランを選択することができ、またその後のリバランスなども自動的におこなってくれるので、ほったらかしで資産運用ができるという特徴があります。

 

2015年ごろから増えてきた新しいサービスですが、現在では大手証券会社からベンチャーまで数十社が参入していてちょっとしたブームになっています。

私は複数のロボサービスを利用していますが、その中でもパフォーマンスが比較的良いのが業界最大手のWealthNavi。口座開設は無料でネット上で手続きできますので、ご存じない方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

WEALTHNAVI(ウェルスナビ)

 

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