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【2連発】次世代電池開発の最新ニュース

投稿日:2018年4月19日 更新日:

EV普及の鍵を握るバッテリー。開発が盛り上がってますね!

官民でEV次世代電池 トヨタや旭化成が参加

電気自動車(EV)向けの次世代型電池の開発で官民が連携する。5月から経済産業省やトヨタ自動車、旭化成、パナソニックといった自動車や素材・電機大手が協力し、全固体電池と呼ばれる高効率の製品の開発を進める。現在、主流の自動車用電池は中国などにシェアを奪われつつある。EVの本格的な普及を見据え、次世代型の開発を早めて巻き返す。

Source: 日経新聞

  • リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)に経産省が16億円を拠出する
  • 次世代電池の開発には経産省、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研、旭化成、東レ、クラレ、パナソニック、GSユアサが参画
  • LIBTECでは全固体電池の開発や安全性評価の基準づくりを進める
  • 全固体電池が実現したあかつきには、EVの航続距離は2025年までに550km、2030年までに800kmが実現する
  • 自動車用バッテリーにおける日本のシェアは急速に急速に低下しており立て直しが急務
  • 経産省は世界で主導権を握るために国際規格の取得も進める

電池を制するものがEVを制する。って何年も前から言われてきたことですが『バッテリーウォーズ 次世代電池開発競争の最前線』で描かれているとおり、バッテリーの開発競争は純粋な技術以外にも各国の政府の思惑や産業スパイ活動などが渦巻いており決してキレイ事では済まされない側面がありますので、遅まきながら日本の官民が一枚岩になれたことは喜ばしいことです。

では次の話題。

 

 



TDK、5分で急速充電する電池技術

先日TDKが自動車、ICT、産業機器・エネルギーという3つの分野に経営資源を集中していることを取り挙げました。

TDKのワイヤレス充電、2021年の実用化めざす

TDKは、Li(リチウム)イオン電池の急速充電技術を持つイスラエルのベンチャー企業StoreDotへ2018年3月までに出資したことに関して、同技術の想定応用範囲がスマートフォンや関連機器(イヤホンやスマートウォッチ)であることを明らかにした。

Source: 日経 X TEC

このニュースのキモは提携先のStoreDotという会社です。

  • TDKは出資と共同開発を契約
  • TDKとStoreDotは急速充電技術の市場投入を目指す
  • StoreDotの急速充電技術はスマートフォンを約5分で充電することが可能

以前報じられた内容だと、StoreDotの急速充電技術というのは「ペプチド系有機化合物を用いたウルトラキャパシタの一種」である点に価値があるようです。

また日経が報じたところではあくまで同社のバッテリーの用途は「イヤホンやスマートウォッチ」ということになってますが、以前報じられたところだと・・・

StoreDot hopes to create fast-charging batteries that match current size and capacity standards by 2017, which seems even farther away when you think about how much time you're going to spend charging your phone between now and then. CEO Doron Myersdorf told the BBC they hope to create batteries for electric cars as well.

StoreDotは2017年までに現在のサイズと容量の規格に合った急速充電用バッテリーを開発したいと考えています。 CEOのDoron MyersdorfはBBCに、電気自動車用のバッテリーを作ることを望んでいると語った。

Source: Techrader(January 09, 2015)

TDKの思惑はともかくStoreDot社はEVにも興味がありそうです。

EVは充電器などのインフラ側が対応できるかという問題はつきまといますが、バッテリーのブレイクスルーは自動車のみならず電動バイクや情報通信機器の利便性を飛躍的に向上する鍵でもあり強く望まれていることでもあります。

TDKとの提携で、より世の中が便利になることを期待します!



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