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コインパーキングとEV充電器がセットに。こりゃ便利になるわ

投稿日:2018年4月2日 更新日:

駐車料金と充電料金を一括精算

日本信号は、駐車管理システムと連動した EV 充電器の発売を開始いたしました。コインパーキングの精算機と EV 充電器を接続することで、EV 充電管理と、通常の駐車料金体系に加えた EV 充電料金が加算されます。 事前登録不要で充電が可能となるため、利用者様の利便性が大幅に拡大します。

Souce: 日本信号

 

いやあ、これは便利になりますなぁ!

概要を紹介します。

  • コインパーキングに設置された当社製精算機で、EV への充電課金が可能に。(200V 普通充電)
  • 複数台の充電器を一括管理できる「充電予約機能」を搭載しており、既存のコインパーキングにも電源設備を大幅に改修することなく設置が可能

かねてから道路脇に送電している街灯やコインパーキングなどは充電インフラとして有望だと思っていたので、ついに出てきた!って感じです。

 



NSCカードは不要

精算は駐車料金との一括精算。

精算機の写真を見ると、現金とクレジットカードが使えるみたいですね。

これが実現できるんなら、課金システムなんて現金だろうがSuicaだろうがETCだろうが何でも良いってことでしょ?

あのクソ面倒なゾウさんのNSCカードは何のために存在してるのよ?

 

ビジネスモデルとして成立するか

この充電器の価格は公開されていませんが、次世代自動車振興センターのWEBサイトによると日本信号と同等の出力30kWクラスの充電器価格相場は230万円程度、補助金上限はMAX115万円なので、正味負担額115万円。

これをなんらかの形でペイできるかどうかが事業化の鍵でしょう。駐車場経営者だってボランティアじゃないですしね。

一般社団法人次世代自動車振興センター

 

正味負担額115万円の充電器を仮に10年で設備償却すると仮定すると、年あたり11.5万円、月あたり9500円、日あたり316円の減価償却費の確保が必要。仮に毎日充電するお客さんを確保できるのであれば、316円ってそんなに非現実的な数字じゃない気がします。

別にこのカネを直接EVユーザーから徴収しなくても、別の収益モデルと結びつけることだってできるはず。

 

充電ビジネスの萌芽

EV普及に向けた現実的な課題は、航続距離でも充電時間でもなく家庭用充電器の普及。

テスラのようにバッテリーを大量に積めば航続距離の問題は解決できるんです。そして常に自宅で満充電にできていれば、そもそも外出先で充電する必要が無いので充電時間の問題も発生しないんです。

非常用として公共の急速充電器は必要でしょうけど。

 

理想をいえば「充電器がカネを生む」ぐらいインパクトのあるビジネスモデルが望まれるところですが、現実的には利用料金や不動産価格、V2G売電などで相殺してプラマイゼロぐらいに持っていければ十分。

それでも革命が起きますよ、きっと。

 

今回取り挙げた日本信号の充電器が健全な充電ビジネス発展の足がかりになることを期待します。



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