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GLM、EVスーパーカーの開発中止

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GLMは3月7日、日本初のEVスーパーカーとして2019年の量産を目指していた『GLM G4』の開発をいったん中断する。商品企画を見直すいっぽう、プラットフォーム事業に開発リソースを集中させると発表した。

Source: Response

残念!なお知らせでもないかも

小さい会社でありながらもボッシュとの技術提携をはじめ、素材・化学・部品・音響メーカーとの間で独自のエコシステムを築いているGLM。

「和製テスラ」という別名は同社にとって本望ではなかったようですが(もっとも和製フェラーリという自称も意味不明だったけど)、いよいよ日本からも本格的なEVベンチャーが出てきたかと期待していたんですが残念!・・・なお知らせでも無い気がするんですよね。

EVスーパーカーはすでにレッドオーシャン

確かにスーパーカーというジャンルは華がありますので、これによってメディアが注目し資金集めや人材の獲得につながっていた側面はあるかもしれません。

しかし「0-100km/hが3秒!」みたいなハイパフォーマンスEVはすでに大手も参入間近のレッドオーシャン市場ですので、5年前ならまだしも2019年にもなってストーリーもブランドバリューもない後発企業が飛び込んで勝算があるかは微妙なところだったでしょう。

むしろ、もう一つの柱であるプラットフォーム事業に全力で経営資源を投入して、大手が手を出さないようなセグメントでポジションを確立したほうが勝ち目がある気がします。

資金繰りが心配

一般的にベンチャー企業が軌道に乗るまではとにかくヒト・モノ・カネの経営資源が苦しい。中でも特に苦しいのが資金繰り。

GLMは東証マザーズへの上場の噂もありましたが、それを蹴って?香港の投資会社オーラックスHDの出資を受け入れたという経緯があります。

オーラックスHDとGLMの間でどのような契約があるのか知りませんが、タイミング的に仮にEVスーパーカーの開発を条件に出資していたとすると・・・。

GLMは7月10日、現在開発を進めているEV(電気自動車)スーパーカー「G4」の2019年量産化に向けて、香港証券取引所に上場する「O Luxe Holdings Limited(オーラックスHD)」と資本提携したと発表した。

Source: Car Watch(2017年7月10日)

 

ただG4のおかげでGLMが自動車業界に一旗揚げたことは間違いない、明らかに知名度UPに貢献しています。

正直なところ誰が買うか分からないスーパーカーとかチャラい(失礼!)クルマよりも、例えば社会課題の解決を目指すような渋〜いコンセプトでクラウドファンディングなんかやれば結構お金集まると思うんですが。

EVビジネスの金脈はプラットフォームにあり

クルマとしての性能を競い合うEV2.0の次は、自動運転やシェアリングサービスが中心のEV3.0の時代が来ます。現にトヨタなんかは思いっきりその方向に向かってます。

【CES2018】トヨタはモビリティープラットフォーマーに!

ここ数年のトレンドを見るとEVビジネスの金脈はプラットフォーム事業にあると思われますので、GLMの決断を応援したいと思います!

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