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メルセデス・ベンツが独自通貨発行

投稿日:2018年3月6日 更新日:

メルセデス・ベンツ製造の独自動車大手ダイムラー社は、スペインで開催されたモバイル・ワールド・コングレス2018で、ブロックチェーンをベースとした独自の仮想通貨「モビコイン」を発表した。安全運転をする優良運転手に報酬として与える。コインテレグラフ・ドイツが5日に伝えた。

Source: COINTELEGRAPH

ブランドイメージの向上に寄与

車に乗ってると「このクルマに乗ってる人はこんな人」みたいなプロファイリング能力が身につきませんか?

あくまで私見ですが、やたらベコベコに凹んだ古いクルマに乗っている人は衝突事故に対する危機意識が乏しいとか、某ハイブリッドカー(黒)や某高級ミニバン(ギラギラ系)はアレなオーナーが多いから近づきたくないとか、いろいろあるじゃないですか。いや、あくまで私見ですよw

これはなにもクルマに限った話ではなく、ファッションや小売店、趣味嗜好なんかでもあると思います。こんな服を着ている人、あの店で買いものする人、こんな音楽を聴く人はこんな人。なんとなくイメージがあるんじゃないでしょうか。

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ベンツがやろうとしているのは、このようなブランドイメージとオーナーの共創関係の中に仮想通貨を持ち込むことでグッドマナーに金銭的なインセンティブを与え、「メルセデス・ベンツに乗る人=理性的な運転をする人」という良いイメージを定着させる狙いがあるものとみられます。

まさに走る広告塔。

その他の活用事例

自動車業界にブロックチェーン技術が持ち込まれると、様々な新しいサービスが生まれると予想されます。

例えば、走行中の車両のGPS位置情報と地図情報を重ねることで交通法規とその遵守度が確認できるようになるので、運転が荒いブラック・ドライバーと運転が優しいホワイト・ドライバーをトークンベースで選別することができるようになります。

すなわちドライバーの質(≠ドライビングテクニック)を客観的な指標で評価することができるようになります。

このことは前述のブランドイメージ向上のみならず、保険サービスの向上(ダイナミックプライシング)や中古車評価の透明化にも応用できますし、優良ドライバーにはEV充電料金や定期メンテナンスに割引を与えるなど報酬系を付与することもできるでしょう。

クルマと仮想通貨の未来

EV Journalでは折りに触れて自動車産業における仮想通貨(ブロックチェーン)の可能性について指摘してきましたが、この領域はこれからもどんどん広がっていくものと思われます。

すでにブロックチェーンは価値交換のプラットフォームではなく、いかに新しいサービスやコミュニティを生み出すかというフェーズに移ってきていますので、これからどんなユースケースが現れるか非常に楽しみですね。

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