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トヨタ:電気自動車専門の社内ベンチャー設立

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トヨタ自動車は、電気自動車(EV)開発を担う新たな社内ベンチャーを立ちあげると発表した。早期にクルマを市場に出すためだ。

新ベンチャーは、豊田自動織機、アイシン精機、デンソー、トヨタの各社から1人ずつ、計4人が参加する直轄組織として、2016年12月に発足する。

EVの開発にあたってトヨタグループ内の技術ノウハウ、資源を活用し、小さな組織で従来とは全く異なる仕事の進め方をするという。

トヨタがEVに参入するというニュースが流れてからわずか10日。今度はグループ企業をまたいだ組織改編のニュースだ。

4社から各1名が集められた混成部隊のEV専門社内ベンチャー。

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メリットとしては、豊田自動織機、アイシン精機、デンソー、トヨタという名だたる自動車関連企業のヒト・モノ・カネのリソースにアクセスできるという点が考えられるが、何と言っても超有名企業の看板を背負って市場で戦えるということだろうか。

デメリットとしては、なんだかんだ言って出資元である母体に成果を求められる(であろう)こと。このへんはベンチャーキャピタルなんかでも事情は同じかも知れない。また、難しいのはトヨタ本体の製品とのカニバリズム(競合する製品との共食い)が生じる可能性があるということだろうか。

 

かつて崖っぷちまで追いやられた日産、慢性的な大企業病に苦しむホンダなどに比べると、トヨタは大企業でありながらとにかく動きが早い!異業種・同業種問わず提携には積極的であり、事実上、FCVからEVへの鞍替えもサラッとやってのける。

モータージャーナリストの舘内端氏が「トヨタの危機」という本の中でEVに出遅れたトヨタの課題を鋭く指摘していたけれど、いよいよEVに本腰を入れ始めたことでその危機は乗り越えられるであろうか。

 

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