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トヨタの水素社会の夢、EVブームが侵食-FCV薄れる存在感

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電気自動車(EV)に対して世界的な注目が集まるなか、トヨタ自動車が次世代エネルギー車の本命と位置づけてきた燃料電池車(FCV)の存在感は薄れつつある。

(中略)

FCVよりもEVの方が会社側は利益を得やすく、国としてもインフラが整いやすい」と日本コムジェストのポートフォリオ・アドバイザー、リチャード・ケイ氏は言う。今後の自動車業界の展望は中国とインド市場の動向に左右されるとみており、両国政府の政策やインフラの観点から「まずEVが立ち上がらないとあまり意味がない」といい、「FCVは先進国ではいろいろな可能性があると思うが、発展途上国で広く使われるかは見えてこない」と話す。

すでにオワコン感のある燃料電池車。

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これを普及させる唯一のインセンティブといえば、システムがあまりにも複雑なので既存の雇用形態や産業ピラミッド、参入障壁が維持できるかもしれないというものがありましたが、ここへきて

FCVよりもEVの方が会社側は利益を得やすく、国としてもインフラが整いやすい」

という指摘。どのようなエビデンスに基づく見解なのか興味深いところです。

現段階では、燃料電池をクルマに搭載するという技術はともかく、インフラを含めたコストや業界全体のエコシステムが完全に行き詰まっています。ソース記事が指摘する「企業側としても利益が出ない」というのが仮に真実であれば、被害がこれ以上拡大する前に技術屋オナニーは終わりにしたほうが良いと思います。

そうは言っても世界に誇る「ニッポンのモノづくり」。湯水の如く税金を注ぎ込み、そして車載用としての厳しい要件をくぐり抜けてきた性能は伊達ではない。そんな技術を捨ててしまうのはもったいないので、さっさと定置型蓄電池や航空・宇宙産業分野など他の有望な用途に転用したほうが社会のためでしょう。

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