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FOMM:今もっともアツい日本のEVのベンチャー

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FOMMってどんな会社?

株式会社FOMMは神奈川県川崎市に開発拠点を構える日本のEVベンチャー企業であり、小型電気自動車やEV用部品開発、技術コンサルタント、研究開発などを手がけています。FOMMの社名はFuture One Mile Mobilityの略であり、超小型EVや二輪車の開発を得意としています。

同社は2013年にトヨタ車体でコムスの企画・開発を担当していた鶴巻日出夫氏が設立し、2014年にはタイ市場をターゲットとした水に浮くEVを公開。2017年にはヤマダ電機、船井電機と資本業務提携、2018年には富士通との協業も発表されました。

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ちなみに同社CEOの鶴巻氏はスズキ、アラコ、トヨタ車体、SIM-DRIVEで二輪車やパーソナルモビリティの開発を歴任してきた強者です。

現在に至るまでに紆余曲折あったようですが、2018年12月にタイでのEV量産が計画されており日本で今もっともアツいEVベンチャーです。

スポーツカーコンセプト発表

2018年3月、FOMMはジュネーブモーターショーで2シータースポーツカーコンセプトを発表しました。

12月に量産が予定されているクルマはいわゆる欧州のL7e規格クラス(日本では超小型モビリティ枠)に相当します。

一方、ジュネーブで公開された車両のボディサイズは全長3300mm、全幅1490mm、全高1225mmであり、明らかに日本の軽自動車規格を意識しているようなサイズ感です(幅は10mmオーバーしてますが)。

パワートレインは各車輪に搭載されたインホイールモーターによるAWDであり、トルクベクタリングも可能であろうと思われます。バッテリー容量は11.84kW

跳ね上がるドアがカッコいい!GLMがこんなことになってしまったので、FOMMのスポーツカーの量産化に期待したい!

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スクーターコンセプトも発表

CEOの鶴巻氏がスズキで二輪車の開発を担当していたためでしょうか、ジュネーブショーではEVベンチャーには珍しく四輪と二輪のコンセプトを同時に発表しています。

このスクーターは全後輪に同社のクルマ用のインホイールモーター(このへんはSIM-DRIVEの影響?)を搭載した2輪駆動。二輪駆動のバイクってどういう乗り味になるんでしょうね。バッテリーは着脱式で、クルマのものを流用しているようです。

着脱式バッテリーは同社のオリジナルのようですが、Gogoroのオープンプラットフォームバッテリーを活用すれば大手が参入する前にアジアの二輪市場を席巻できるかも!?

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富士通と協業

EVの走行状況やバッテリー状態、車両利用者のバッテリー利用情報、交換バッテリーの在庫情報などを統合管理に富士通のクラウドサービスを利用することが報じられました。

全固体電池や安価な高速充電インフラが十分に普及していない状況を鑑みると、どうもバイクや小型EVの充電インフラはバッテリーステーションというのが現時点の最適解っぽいですね。Gogoroは運用済み、Honda(バイク)はこれからですかね。

特にこのバッテリーステーションというのは興味深い方式でして、Gogoroなどは単にシェアリングスクーターのサブスクリプション代金だけで収益を得ているわけではなく(これはこれで自動車業界のビジネスモデルとしては画期的ですが)、都市部のエネルギー分散管理や商業施設への送客手数料など、副次的なサービスでも収益を得ているといわれています。

FOMMも「従来の乗り物」の先入観にとらわれずにビジネスを拡大することができれば、Gogoroのように独自のポジションで大ヒットするかも!?富士通との協業はその試金石になるかもしれませんね。

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