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GPS衛星「みちびき」使った自動運転の実証実験公開

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国家プロジェクトとして進む車両の安全な自動運転の実現に向け、位置情報の精度を誤差数センチまで高める日本版GPS衛星「みちびき」を使って公道で行われている初めての実証実験の様子が3日、公開されました。

日本版GPS衛星「みちびき」はアメリカのGPSを補完し、位置情報の精度を飛躍的に高める衛星で、誤差を現在の最大10メートルほどから数センチ程度にまで縮めることが可能です。

内閣府は、「みちびき」に加えて、道路標識や信号、建物などを丸ごと再現した仮想空間をコンピューター上に作り出す高精度の3次元地図を整備することで、安全な自動運転の実現を目指しています。

Source:NHK

恐るべしみちびきの精度

日本版GPS衛星と呼ばれる準天頂衛星みちびき。2010年の初号機の打ち上げから2017年には3機追加され、2018年には4機体制での運用となります。

これにより数cm単位という高精度な位置測位が可能となり、カーナビでは走行中の車線が把握できるようになったり、建設や農業の自動化に活用されることなどが期待されています。悪用されたらかなりヤバいレベル。

そういえば、以前iPhone5SからiPhone7に乗り換えたときに地図アプリのGPS精度が上がったように感じたのはみちびき対応のおかげなのか、単なるソフトウェアアップデートのおかげなのか・・・。

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自動運転はGPSだけではダメなんです

GSPであくまで「測位システム」なので、把握できるのは地球上の位置座標だけ。したがって、地図データや他のセンサーデータと組合せないと安全に運行することはできません。

そこで活躍するのがLiDAR。レーザー光の反射から物体の距離・形状を測定するアレですよ。もう少し詳しく知りたい人はこのへんでも見といてください。

このLiDARとやらを用いると、地形や建物、道路の形状などの詳細な3D地図データをデジタル空間に作り出すことができます。

この3Dデータは自動運転のみならず、土木・建築業界に対しても利用価値が高いことから、内閣府の支援を受けて地図関連の企業と自動車会社などが共同でダイナミック基盤株式会社という出資会社を設立しています。

 

 

 

ダイナミック基盤株式会社って

ぶっちゃけ、公開資料ベースだとたいしてハイレベルな事業はやっていない印象。

おそらく、同社は2017年時点で何十万円もするといわれるベロダイン社製の高性能LiDARかそれに準ずるものを使っていると思うんですが、こういうものは時々刻々と変わる街並みをいかに早くデータ化し、また、辺鄙な山奥の1車線しかないような細かい道にまでいかに手を広げるかのほうが重要な気がします。

それならば、山奥まで頻繁に走り回る郵便局や宅配便の車両に数万円の低スペックのLiDARを取り付け、繰り返し走行することで即時性と精度を補うようなやり方のほうがビジネスしての展開が広がるんじゃないでしょうか。

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