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EVの短期間開発手法をパナソニックとAZAPA社が共同開発

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電気大手のパナソニックと自動車技術ベンチャーのAZAPA社は、自動車の開発期間を短くする車載用途でのモデルベース開発手法を共同で開発し、電気自動車(EV)の電動パワートレイン開発にこの手法を適用することに成功した、と発表しました。

近年、自動車の開発では電動化やコネクティビティへの対応などにより複雑化が進んでおり、開発効率の向上が求められている。

しかし、ガソリンエンジンは誕生から100年以上経つにも関わらず、複雑な物理化学現象が根幹にあるため未だにその機構が解明されていないところも多く、過去の経験則や実機テストなどに頼らざるを得ない領域が残っているといわれている。

これこそが既存の自動車メーカーの競争力の根源であるのだが、この参入障壁に長年守られてきたことこそがどこも似たり寄ったりなってしまう要因であるともいえよう。

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一方でEVに使われる電動モーターは、もともとエンジンに比べて物理的特性が単純であることからシミュレーションには適しているといわれてきた。

このたび、パナソニックとAZAPA社が発表した開発手法は電動パワートレインや各種コンポーネントをコンピューター上でモデル化しシミュレーションすることで、従来の試作による仕様導出に比べ開発期間を大幅に短縮することが期待されるものである。

 

おそらく将来的には、電磁気-熱-強度-振動-騒音などといった電気以外の領域との連成解析を目指すことになるものと思われる。

パワーユニットはEVによってコモディティ化し、次はシミュレーション技術によって開発ノウハウがコモディティ化すると、これまで以上にクルマの個性や官能領域で差別化を競う時代が到来するかもしれない。

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