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NSK:変速機付きインホイールモーターを開発

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日本精工は次世代自動車向け変速機付きインホイールモーターを開発した。2台のモーターを用い小型でも高い駆動性能を得られる独自方式を、自動車メーカーなどに提案する。

同社が開発したのは変速機と一体化させた小型モーター2台をホイールにつなげる独自方式。低速ギア時は一方のモーターが逆回転し、高速ギアに切り替えると2モーターが同方向に回る仕組みだ。一般的なインホイールモーターより省スペースながらも、変速機の働きにより実用的なトルクや速度を確保できるという。

インホイールモーターは、デフなどの駆動系部品の削減による車体の軽量化・低コスト化、車輪ごとの駆動力制御(トルクベクタリングなど)そしてモーターがホイール内部に収まることで車室が広く取れるといったメリットがある。

一方で、十分なトルクや回転数を得ようとすると大型化してしまうことや、バネ下重量の増大による居住性の悪化などがデメリットであると指摘されてきた。

このため、これまでに様々な企業や大学で研究が行なわれ試作車や実験車は数多く生み出されてきたが、デメリットをブレイクススルーできておらず未だに実用化には至っていない。

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そんな中、このたび日本精工(NSK)は2つのモータと特殊な変速機を用いることでインホイールモーターの小型化に成功した。

このインホイールモーターは、2つのモータと、2つの遊星歯車で構成された変速機を搭載しており、大きな駆動トルクと、十分な最高速度を小さなモータで両立するものである。

 

このインホイールモーターはワンウェイクラッチで接続されたモーターAとモーターBの2つからなり、Highギヤ時は2つのモーターが同方向に駆動し、Lowギヤ時は2つのモーターが対向駆動することで変速を行なうというものだ。これにより、トルクを連続的に変化させることが可能となり滑らかな変速を実現している。

どうやら従来のインホイールモーターとは異なりモーターと遊星ギヤを2個使っているというところがミソのようだ。確かに径方向はコンパクトに見えるが、軸方向に長くてめっちゃ重そうに見えるのは気のせいですか・・・?やはりバネ下重量問題は未解決なのだろうか。

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