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メルセデス・ベンツ「クルマもワイヤレスで充電」

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メルセデス・ベンツのハイブリッド車「S550e」にワイヤレス充電のオプションが追加されることになった。車庫に専用パッドを置くだけで充電できるクアルコムの技術が採用されている。

メルセデス・ベンツは10月11日(現地時間)、クアルコムと共同で同社2017年モデル「S550e」にワイヤレス充電のオプションが加わると発表した。

ワイヤレス充電のオプションを選択すると、車庫の地面に充電用のパッドを置くことになる。パッドの上に駐車し、パッドと車両のコイルが重なると充電が開始される。

電力は3.6kWで、ハイブリッドのS550eに搭載される8kWhのバッテリーを充電するには十分だ。ただ、完全な電気自動車(EV)を充電するには、この電力では時間がかかり過ぎるかもしれない。

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充電出力が3.6kWというと、仮に家庭用200Vに置き換えると18A。このクアルコムのシステムの送電効率は90%程度といわれているので、実力は約16A(3.2kW)とであるとみられる。

一方、従来から一般家庭用の充電器として発売されている有線タイプものでも15〜20A(3〜4kW)程度と数字の上では遜色ないスペックであり、いちいちコネクタを差し込む煩わしさを考えると十分に実用に値するものと思われる。

しかしながら、例えばTeslaのModel SのフラッグシップモデルであるP100Dに至ってはバッテリー容量が100kWhもあり、充電器が有線・無線に関わらず3kWぽっちの充電器出力では0-100%充電に30時間かかってしまう計算になる。

昨今、電気自動車の航続距離問題がひとまずバッテリー容量の増大という力技によって解決されてきた中で、その皺寄せが充電器などの設備側に及びつつあることに注意が必要だ。

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