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Hondaとヤマハ発動機、電動バイク開発で業務提携を検討

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本田技研工業株式会社と、ヤマハ発動機株式会社はこのたび、日本国内の50cc原付スクーターや、電動二輪車を含めた原付一種領域での協業に向けた業務提携について検討を開始しました。

【協業に向けた主な検討内容】

原付一種クラスの電動二輪車普及に向けた協業

日本市場における原付一種クラスを中心とした電動二輪車の普及を目的に、航続距離・充電時間・性能・コストといった課題の解決を目指した基盤づくりの協業を検討します。そして、今後生まれる取り組みの成果を同業他社、異業種にも広く提案することで、電動化の普及に取り組みます。

本日の度肝を抜かれたニュース。

かつて国内の二輪市場が今の5倍ほどもあった1980年代、両社は「HY戦争」と呼ばれる新車販売合戦でシェアを争った。結果的には過剰在庫に苦しんだYamahaの敗北宣言で幕を閉じたわけだが、勝ったHondaとて無傷では済まず、また反動で市場が縮小するなど、企業やマーケットの健全性を損ねる結果となった。

さらに遡ること1940年台。かつて日本楽器製造(現在のヤマハ)は楽器の製造から得た木工技術を基に木製プロペラの軍需工場を営んでいたが、Hondaの創業者である本田宗一郎氏の助言によりオートバイ工場に転換し、現在のヤマハ発動機の礎となったという歴史がある。

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そんな宿敵でもあり旧い友人でもある複雑な関係の両社だが、まさか手を結ぶ日が来ようとは。

年々厳しくなる環境規制に対して生き残りのためには二輪も電動化に向かわざるを得ない状況の中で、ようやく未来に向けて二輪業界も具体的に動きだしたといえよう。

なお、両社は航続距離、充電時間、性能、コストという電動バイクの4つの課題の克服を目指すとしているが、当然バッテリーやインフラの共用にも取り組むことだろう。

バッテリーの共用といえば、東京モーターショー2015でHondaがこんなの出してたのを思い出した。

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画像の中央のオレンジ色の取っ手が付いているのがモバイルバッテリーだ。リチウムイオン電池となっており、EVカブとも共用で使えるという。

このバッテリーは標準化して、様々な用途で使えるようにしていきたいということで、他社にもこの機会に提案しているとのこと。

今回の提携はYamahaから持ちかけたようだが、振り返ればこのモーターショーの展示は他社との協業を匂わせるものだった。まあ当時コレ見てHondaとYamahaが提携することが予想できるほどの慧眼の持ち主なら、今ごろ一財産築いてますけどね!!

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