燃料電池車、4万台目標未達に インフラ少なく販売低迷 - EV Journal

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燃料電池車、4万台目標未達に インフラ少なく販売低迷

投稿日:2018年2月7日 更新日:

ちょいちょいFCVをdisってるといわれているEV Journalですが、それにはワケがありまして。


 

昨今、地方を中心にガソリンスタンドの廃業が相次いでいます。日ごろ運転していてお気づきの人も多いんじゃないでしょうか。それもそのはず、統計上もガソリンスタンドの事業者数は右肩下がりです。

http://www.meti.go.jp/press/2017/07/20170704007/20170704007.html

 

なんでこんなに潰れまくっているかというと、少子高齢化と自動車の燃費向上で収益が悪化し、計量器やタンクといった設備の更新費や維持費が賄いきれないところにあるようです。

とはいえ、計量器なんて1台あたり数百万円程度、地下タンクでも数千万円程度。だいたい10年償却なので、ある程度の客数が捌ければガソリンスタンドの収支を確保するなんてたかが知れてるんですよ。

それでも潰れまくってます。今あるものすら維持できない。いかにガソリンスタンド業界が苦しいかおわかりでしょう。


 

一方で水素ステーションは、新設するとだいたい1基あたり4〜6億円ほどかかるといわれています。

世の中たかが1億円足らずのガソリンスタンドの維持費すら捻出できずに事業者が潰れまくっているのに、たかがクルマしか使わないインフラで4〜6億円も投資するなんてアホですか!?しかもその一部は私たちの血税から補助金という形で賄われています。投資じゃなくて浪費ですよ、コレ。

 

そして「水素は3分で満タン」なんて大ウソですからね!車のタンク容量とステーション側の供給能力を比較するとわかりますが、高圧で車に水素を供給するには予圧や予冷に時間がかかるので連続充填できるステーションは限られています。実力は1時間にせいぜい4台程度じゃないでしょうか。ハッキリ言って回転悪いです。

 

ちなみにEVについては、公衆の急速充電器は客単価と回転が悪いのでビジネスとしては筋が悪いと思っています。しかし家庭用の充電器であればどんなに高くてもせいぜい数十万円程度、コンセントだけなら数万円。電気はクルマ以外にも使いみちがあるので、発展途上国でも導入が容易です。そして寝ているうちに充電されるので、時間的ロスはゼロみたいなもんです。

 

他にも水素に関しては狂っているところがたくさんありますが、書きだすとキリが無いのでまたの機会にしときます。

で、このニュース。

燃料電池車(FCV)を2020年までに約4万台まで普及させるとする政府の目標が事実上達成不可能となったことが5日、分かった。水素ステーションなどインフラ整備が進まず販売が伸び悩んでいるため。電気自動車が世界的に次世代環境車の「主役」の地位を固める中、官民によるFCV開発は戦略の見直しを迫られる可能性もある。

Source: 京都新聞

国民は正直だねw

日産はもともとEV推しですが、昨年ごろからトヨタやホンダが事実上FCVからEVに舵を切ったことでもう勝負アリとみて良いんじゃないでしょうか。

水素社会構想は早いとこ航空宇宙産業とか小規模蓄電設備とか、まっとうな利用方法にシフトしたほうが世のためだと思いますよ。

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