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「エンジン車廃絶なんて起きるはずがない」と高をくくる愚かさ

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電気自動車は、エンジン車とは全く異なる技術体系と業界構造でのクルマづくりが求められる。機械部品に代わって電気・電子部品の存在感が大きくなり、電気・電子業界に新たなビジネスチャンスが生まれることは確実だ。


【質問1】エンジン車の廃止に向けた、最大のボトルネックは何でしょうか?
【回答】世界的に言えば、その国の政府がガソリン車を止める判断ができるかどうか。日本に限って言えば、ガソリン車およびHV車の成功体験から脱することができるかどうか


【質問2】エンジン車の廃止に伴って、電気・電子業界に生まれる最大の商機は何でしょうか?
【回答】 EVの設計専門のファブレスや、EVの組み立て専門のEMSが誕生する


【質問3】商機をつかむために、どのようなアクションをすべきでしょうか?
【回答】可及的速やかなマーケティング、ビジネス戦略の立案、およびその迅速な実行

今から10〜15年ぐらい前、ディスプレイ関連について書かれたネットや雑誌の記事を見ると「液晶はCRT(ブラウン管)に勝てない」「液晶は反応が遅すぎてダメ」だの言われていました。

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他の分野でもいろいろありましたね。

「半導体は産業のコメだ(2012年マイクロン破綻)」「デジカメはフィルムカメラに勝てない(その後デジカメが主流に)」。太陽電池(シャープ・京セラが太陽電池市場を牽引していた時代もありました)も携帯電話(ガラケーはほぼ全滅)も白物家電(サンヨーなんて消えちゃった)も、記憶に新しいんじゃないでしょうか。

みんなはじめはタカをくくっていましたね。

「中韓メーカーなんて安かろう悪かろうやんけw」「iPhoneなんてオモチャやんけw」ってね。

今も言ってますよ。

「クルマは電機製品とは求めらるれものも技術水準も違う」「命を乗せるものを新興メーカーやEMSで作るのはムリ」「CO2ならPHEVと互角じゃん」「EVを充電するための電力はどうすんのよ?」「中古車市場ガー!」だから「エンジン車廃絶なんて起きるはずがない」ってね・・・。

もちろん、私たちはEV普及に際して多くの課題があることは承知しています。

でも起きてほしくないことを「想定外」といって直視せず、思考停止に陥るのは旧日本軍から続く悪しき習わし。頭の体操だけでも良いんじゃないでしょうか?変革の時代にこそ新しいビジネスチャンスがあるはず。

実際、EV専門のEMSが格安で魅力的なクルマを作るようになったら面白いと思うけどね。

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