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カリフォルニア州、自動運転車は無免許OKに?

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近い将来、広く普及することが見込まれている自動運転車について、カリフォルニア州は、自動運転車のドライバーは免許証は必要はないとする新方針を示し、連邦政府に対して認可を求めてることが判った。

カリフォルニア州では、この自動運転車向けの新免許制度について、10月19日にサクラメントで公聴会を実施し、連邦政府の同意を待って法制化することを予定している。

既にNHTSA(運輸省道路交通安全局)は年初にGoogleが行った法律解釈上の問い合わせに応じて、自動運転車の場合は、搭載されているプログラムを「ドライバー」と見なすとする回答を示しており、連邦政府に関しても、今回のカリフォルニア州の新法指針については異議は挟まないものと見られている。

自動運転と免許制度ならびにドライバーとカーメーカーの法的責任のあり方について様々な意見があるが、一応、日本政府や米国運輸省道路交通安全局では以下のようなコンセンサスが図られている。


レベル0

ドライバーが常にすべての主制御系統(加速・操舵・制動)の操作を行う。

レベル1

加速・操舵・制動のいずれかをシステムが行う状態。

レベル2

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加速・操舵・制動のうち複数の操作をシステムが行う状態。アダプティブクルーズコントロール(ステアリングアシスト付き)等がこれに該当する。ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。

レベル3

加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときはドライバーが対応する状態。加速・操舵・制動を全て自動的に行うシステム。通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムの限界時には、システムからの運転操作切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある。事故時の責任はドライバーとなる。

レベル4

完全自動運転。加速・操舵・制動を全てドライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しない状態。安全に関わる運転操作と周辺監視をすべてシステムや外部に委ねる。


つまり、レベル4の完全自動運転に至るまでは自己の責任はドライバーにあるとされる。

ただ、日本では事故発生時に運転者(またはその他の乗務員)が負傷者の救護や危険防止の措置を講ずることが義務付けられている。その他にも現在の道交法は人間が運転することを前提としており、こういった法的な問題が表面化してくるだろう。

 

自動運転社会の実現には単に技術だけでは解決できない障害が待ち構えているのだ。

それでもダラダラと渋滞した車列の中で漫然とハンドルを握る行為の不毛さを考えるにつけ、自動運転は私達の人生をより豊かにしてくれるものになるはずだ。

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