ジャガー、電動シリーズ『I-PACE eトロフィー』発表。FE併催へ

ジャガーは9月12日、フォーミュラEの第5シーズンにあたる2018/19年から、サポートレースとしてジャガーI-PACEによるワンメイクレース、『ジャガーI-PACE eトロフィー』を開催すると発表した。

かつてF1は「走る実験室」などと称されていたが、今やレースで培われた技術が市販車にフィードバックできるものはほとんど無くなってしまったと言われている。

しかしEVは技術的に発展途上にあるため、エネルギーマネジメントや駆動・回生制御などレースで得られた技術が市販車にフィードバックできる余地がまだまだ残されている。

そんな中、FEに併催される新しいレースシーリーズの車体サプライヤーの座をジャガーが射止めた。いや、実際のところは

またジャガーは、エントリー/テクニカル/戦略サポート、スペア、ホスピタリティなどを含む”アライブ・アンド・ドライブ”パッケージの提供を計画している。

とのことで、車体以外の分野にも関わっていくことになる。

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FEは11月から開幕予定の2017/18シーズンではロボレースの併催も予定されており、単なる「電動フォーミュラーカー」によるレースシリーズではなく、電動化技術や自動運転技術を競う「次世代自動車技術の祭典」になりつつある。

エンジンレースが好きな人からすると、相変わらずEVは遅いだの、音が静かで迫力に欠けるだの、人が運転しないで何が「モータースポーツ」だ、などとテンプレ通りの批判の対象となるわけですが、そもそもFEはEVが「エコ」という価値観と決別するイノベーションなんだと思います。

イノベーションの本質は新結合(「技術革新」というのは誤訳)であるので、画期的であればあるほど旧来のレースファンの価値観には相容れないものになるのは当然の成り行き。

よって、この手のレースシリーズはエンジンレースファンには嫌われてナンボなのである。