ドイツポスト、フォードとEV生産で提携

国際物流・郵便世界大手の独ドイツポストは14日、配送用の電気自動車(EV)の生産で米フォード・モーターと提携すると発表した。7月からフォードの車台を使って中型のEVトラックを生産する。2018年までに2500台を生産する。中型EVトラックとしては欧州最大規模の生産体制になる。自動車大手との提携で小包配送車をEV化する計画を加速する。

かつて、ドイツポスト傘下のDHLは配送業務のCO2削減のために電気自動車の導入をVWに打診したのだが、VW側が少量生産であることを理由にその要請を断ったといわれている。

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このため、2014年ごろにDHLはEVベンチャー企業を買収して小型EVバン開発に乗り出し、2016年には外販をするという話まで挙がっていた。

ドイツポストは2021年を目処に全ての配送車両をEV化するという目的を掲げており、フォードとの提携によって中・大型車のEV化を図る狙いだ。

ただ、もともとドイツポストの配送車両をEV化することについては、採算性の理由からVWが断った経緯があるため、フォードとの提携によって上手くいくかどうかその行方が注目される。