EVの課題克服?リチウムイオン電池の後釜

航続距離が短く、充電に時間がかかりすぎるなど現行のEV(電気自動車)には課題が多い。そうした課題をクリアするものとして期待されるのが全固体電池だ。市場の大きさと潜在能力の高さが注目され、国内外の有力企業が開発にしのぎを削る。

例えば、トヨタ自動車と東京工業大学などは共同で、エネルギー密度が既存のリチウムイオン電池の2倍、出力密度が同3倍以上となる全固体電池の試作に成功した。この電池をEVに搭載すれば、約3分で充電できる可能性もあるという。

これは非連続イノベーションの最たるもので、ここで取り挙げた全固体電池が実用化されると世界はガラリと変わるであろう。

そういえば、2012年に世界エネルギー機関(IEA)は自動車の動力源の将来についてこのように予測している(トヨタなども同じようなロードマップを描いている)。

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そもそも数十年先はおろか数年先の技術や社会情勢についてさえ正確に予測することなんてできないのに。なんとも眉唾な予測だ。

もしかしたら全固体電池のような非連続イノベーションによってEVはもっと急激に普及するかもしれないし、逆にEVが急激に普及すると電力需給が逼迫するので、EVを制限するような政策をとる国が出てくるかもしれない。

先のことはわかりませんよ。