電気自動車が5分で充電完了! イスラエルの「ストア・ドット」が鋭意開発中

私たちは日常生活の中で、スマートフォンなど様々なデジタルデバイスに囲まれています。それらをうっかり充電し忘れたら、活動に支障をきたしますよね。

そこで現在、世界中の技術者が競争しているのが、高速充電できるバッテリー製品の開発です。イスラエルのベンチャー企業、StoreDot(ストア・ドット)社が開発した製品なら、電気自動車の充電が5分で可能なのだとか。スマホの充電も30秒で完了します。

詳しい情報に乏しくて申し訳ないのだが、この超急速充電が可能となるバッテリーというのは、どうやらペプチド系有機化合物を用いたウルトラキャパシタの一種のようである。

以前、別の研究機関でも有機化合物を主要材料として用いることでリチウムイオンバッテリーをも凌ぐ性能のウルトラキャパシタが開発されているという話題を取り挙げた。近ごろポストリチウムイオンバッテリーとして全固体電池が実用化間近であるという話題を目にする機会が多くなってきたが、ここへ来てウルトラキャパシタが大化けする可能性も否定できなくなってきた。

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仮に日産リーフに搭載されている30kWhのバッテリーを5分で充電しようとするならば、大雑把に言って30÷(5÷60)=360kWの充電器出力が必要となる。

これと呼応するように、2017年から欧州で整備が開始される超急速充電規格は350kWになるとされており、充電器側の対応も問題無さそうだ。

また、1回あたりの充電時間が短くなれば充電器1台で処理できる顧客数が多くなるので、課金収益の増大によるインフラビジネスの健全化に繋がることも期待される。

次世代電池の主役の座を射止めるのはどの方式か。