英ベントレー、電気自動車コンセプトカーを発表

ベントレーモーターズは、ジュネーブモーターショー2017において、ラグジュアリーセグメントの電気自動車を提案するコンセプトカー、「EXP 12 Speed 6e」を発表した。

ベントレーの電気自動車は、ラグジュアリーブランドに求められている品質、洗練性、高性能を犠牲にする事は無いベントレーは、非接触式急速充電や最新の車載式コンシェルジュサービスなど、新たな高性能技術を搭載し、日常の扱いやすさも考慮した。

なんか高級車って感じ!TeslaやFF、LucidなんかのスタートアップもラグジュラリーEV路線を志向しているけど、100年もの長い歴史を持つメーカーが手がけるとオシャレですな。

GLMトミーカイラの開発エピソードで次のようなものがある。

試作1号車は、走る、曲がる、止まるの面白さが全くないクルマで、「これでは、商品性がない」と判断せざるを得なかったからだ。

この時、ガソリン車とEVは全く違う乗り物であること、そして、それまで言われていたような「EVならPCのようにパーツを組み合わせれば完成する」という説が誤っていたことに小間氏は気づいたという。

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つまり、パワーユニットがエンジンから電動モーターに変われば確かに既存の自動車メーカーのアドバンテージは揺らぐかもしれないが、単にモジュールを組み合わせるだけでは目の肥えたユーザーを満足させられるものにはならないということだ。BentleyのEVも然り、クルマの価値はエンジンだけではないのだ。

とはいえ、EVは静粛性、低振動、高い運動性能など、高級車に適した特長があるわけで、バッテリーコストが下がるまでは機能性重視の大衆車ではなく高付加価値路線でポジショニングの構築に注力すべきであると思う。

 

それにしても、非接触給電への対応や300kmオーバーの航続距離など数年前だと驚きを持って取り挙げられたコンセプトが、いまやコモディティ化してしまい「ふーん」ぐらいの感想しか抱かなくなっている自分が怖い。