エレクトリックGT、0-100km/hが2.1秒の世界

2017年に始まる世界初の100%ゼロエミッションGT選手権である『エレクトリックGT(EGT)選手権』の最新動画が公開された。

最初のシーズンに選ばれたクルマは、市販車『テスラ Model S P100D(1480万円〜)』をベースとして、レース用として開発された『EGT Tesla V2.0』だ。

『EGT Tesla V2.0』は、わずか2.1秒で0-100km / hへ到達する。これは市販車の3倍の速さだ。

レーシングカーの速さは加速が全てでは無いけれど、0-100km/hが2.1秒というのは2016年のF1をも凌ぐ加速性能だ。

The figures are (for the 2016 Mercedes W07):
0 to 100 km/h (62 mph): 2.4 seconds

ただ、100kWhものバッテリーをもってしてもレーシングスピードでは約90km、鈴鹿サーキットでは15周ほどしか走れない(SUPER GTは1レースで300km程度)。

時間にすると、SUPER GTだと1レース120分に対して、EGTだと1レースで30分強といったところだろう。

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この数字だけ見ると相変わらず短いという印象だが、一方で、F1など2時間近くも及ぶレースを見ていると長く感じる経験は無いだろうか?

少なくとも、私はF1を長時間見るのは辛い。たいてい途中で眠くなる。むしろテンポが早くバトルの多いMoto GPなどのほうがよっぽど面白い。

あえて言おう。「このクソ忙しいのに2時間もテレビなんか見てられっか!!」と。

確かに、いくらEV贔屓のEV Journalであっても電気自動車の航続距離にはまだまだ改善の余地はあることは認めざるを得ない。

でも、バトルの無いレースを長時間見るぐらいなら、抜きつ抜かれつの熱いレースを短時間見るほうが満足度は高いし、拘束時間が短いことは慌ただしい現代の生活にもマッチしているといえるだろう。

数年後にはFaradayやLucid、Fisker、Next EVといったスタートアップ勢と、BMWやAudi、Nissan、Hondaといった大手がガチで入り乱れるシリーズになってると嬉しいなぁ。