ミツバ:コンバージョン電動バイクの商品化を準備中

エンジン、ラジエーターを外し、そこへモーター、制御コントローラー、バッテリーを組み込んで、“ヒューン”と行こう。そんなイージーで夢のあるEVオフロードバイクが実現した。ミツバ(群馬県桐生市)のEVコンバート用駆動モーターのデモ車両だ。

先日行なわれた「オートモティブワールド2017」で、ホンダの「RTL250R」というトライアル競技専用車両をEVにコンバートしたものがミツバから出展されていた。

このコンバートシステムは、駆動系はエンジン車のものを流用し、クランクケースの部分にモーターを、シリンダヘッドの部分にバッテリー、そしてラジエーターの部分にモーターコントローラーを搭載するというものだ。

このレイアウトによりガソリン車のシルエットを崩すこと無くEV化に成功しており、かなりスッキリと仕上がっていることがわかる。

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バッテリー容量などは不明だが、限られたフィールドで使用される競技用車両であることから、航続距離や充電時間などは問題にはならないだろう。

最近はモトクロスバイクなどでも電動車両が販売されており、レースではガソリン車を脅かす存在に成長しつつある。特に、トライアルという競技は極低速・極低回転でのトルクやレスポンスを重視することから、電動モーターとの相性は良さそうである。

ところで、個人的に気になるのは、

複数のバイクメーカーや関係会社と、商品化へ向けた準備もすすめている

というコメントである。

トライアルバイクの製造メーカーはホンダ、ヤマハ、ベータ、ガスガス、スコルバ、ヴェルティゴ、チスパなど、メジャーからニッチまでさまざまあるが、この中で最も有力な候補はヤマハだ!と勝手に予想しておく。

既にフランスのエレクトリック・モーション社などは電動トライアルバイクの市販を行なっているので、実現不可能では無さそうだ。