【CES2017】米ファラデー初のEV、「FF 91」…0‐96km/h加速2.39秒

米国のファラデー・フューチャー(Faraday Future)社は1月4日、米国ラスベガスで開幕したCES17において、同社初の市販EV、『FF 91』を初公開した。

ファラデー・フューチャー社は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置く新興企業。オリジナルEVの開発に取り組んでおり、テスラモーターズのライバル企業になり得る存在と称されている。

CES2017開幕です!

CESはConsumer Electronics Show(=家電見本市)の略であるが、近年は家電はおろかスマホですら隅に追いやられ、今年はAIとEVモーターショーの様相を呈している。

年始早々、EV関連の話題が多くて追っかけきれなくなっているのだが、やはり最大の注目は米ファラデーのニューモデルだ。

このたび公開されたFF-91のスペックは以下のとおりだ。

  • 全長5230mm×全幅2283mm×全高1598mm
    (Tesla Model X:全長5004mm×全幅2038mm×全高1626mm)
  • ホイールベース3200mm
    (Tesla Model X:ホイールベース3061mm)
  • バッテリー:LGケミカル製130kWh
    (Tesla Model X:パナソニック製90kWh)
  • 最高出力:1050馬力
    (Tesla Model X:フロント259馬力/リア503馬力)
  • 0-60mph(0-96km/h):2.39秒
    (Tesla Model X:3.2秒)
  • 航続距離:NEDC700km
    (Tesla Model X:NEDC500km)

競合であるTesla Model Xと並べると、とにかくバッテリーをシコタマ積んでデカい・速い・長距離を追求したようなスペックだ。(日本国内でどちらか選べと言われたら、私は間違いないくTeslaを選ぶ。)

広告

さらに特徴を見てみよう。

サイドミラー、ではなくカメラ!

ドアは観音開き。

ボンネットフードから突き出したLIDARセンサーで周囲の状況を検出し、CESの会場では無人運転での駐車を披露したようだ。

ここまで来ると、パフォーマンス系のEVはすでに一定の域に到達しており、近い将来にはもっと小さく・もっと安くという、コモディティとしての価値を競い合う新しいステージに突入するものと予測される。

それがTesla Model 3の登場によって口火を切られるのであるとすれば、EVの新しい時代の幕開けはまさに今年2017年だ。