【BMW i3 改良新型】航続70%アップの390km

ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、航続距離の延長を実現した電気自動車『i3』の改良新型を、10月1日から販売する。9月27日、東京都内で発表記者会見が実施された。

新型改良は大容量バッテリーの搭載により、航続距離を、JC08モードで従来比70%アップの390kmとした。390kmは中央道経由で東京~名古屋間の距離。東名高速経由なら30kmほどのおつりがくる。レンジエクステンダー装備車ならさらに121km延長でき、航続511kmは新東名経由で東京~大阪に相当する。

エンジン車では年々厳しくなる環境規制に対応するため、個々のユーザーレベルでは魅力にも利益にもならないことに自動車メーカーが日々血道を上げているという側面がある。(マクロな視点では環境規制の恩恵はユーザーに還元されるのだが。)

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一方でEVの場合、例えばバッテリーのコストパフォーマンスの向上や充電技術の向上などといったテクノロジーの進歩の方向性とユーザーの利益の方向性が噛み合っている。つまり、技術の進化がユーザーの利益に直結する極めて健全な工業製品といえるのだ。EVとユーザーの蜜月。

そんな中、BMW i3のモデルチェンジ。航続距離は70%アップでも価格は据え置きの大盤振る舞い。

JC08モードの航続距離がEV仕様で390km、レンジエクステンダー仕様で511km。実際の航続距離はもう少し短くなるだろうが、もうここまで来ると日常の使い勝手においてバッテリー残量に怯えるようなことはほとんど無いだろう。

あとは充電時間が・・・と言いたいところだが、航続距離が伸びたおかげで出先で充電する機会も少なくなり、夜間に自宅で充電するような使い方であればむしろガソリンスタンドに行ったり水素ステーションを探し回ったりするよりも手間はかからないかもしれない。