GLM、人員2・5倍、電気自動車の開発加速

電気自動車(EV)ベンチャーのGLM(京都市)は来春までに社員を約50人と現在の2.5倍に増やす。大手自動車メーカー出身の技術者を中心に中途採用を進め、EVのスポーツカーの新モデルの研究開発を加速する。増員に合わせて京都市伏見区のビルを購入し、来年3月には本社と研究開発拠点を集約する。

GLMは大手自動車メーカーのほか、自動車部品メーカーの経験者を中心に採用する。今月、東京都港区に新設した採用拠点も活用し、首都圏での人材確保も進める。同社の田中智久取締役は「経験者のノウハウや知識を生かし、EVスポーツカーの新モデルの開発を加速する。シャシーや駆動装置などEVの土台となる製造キットの外販にもつなげたい」と話す。

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新本社ビルは2017年3月に開設予定で、投資額は数億円となる見込みだ。地上4階建てで延べ床面積は約2150平方メートル。物件は今月9日に購入した。3~4階を本社機能、1~2階を研究開発拠点とする。現在の本社は京都大学(京都市左京区)内、研究開発拠点は京都府宇治市の「ベンチャー育成工場」の区画内にあるが、手狭となっていた。

EVスポーツカー「トミーカイラZZ」でお馴染みのGLMが人員増強に乗り出す。

トミーカイラZZは2014年に量産化されたが、2016年10月のパリモーターショーでは新型EVの発表も予定されており、その後にはTesla Model 3さながらの廉価モデルの販売も計画されており、ビジネスが軌道に乗り始めているものとみられる。

また、今回の日経では50人程度まで規模を拡大するとある一方で、Bloombergは今後1年でさらに100人程度まで拡大するとも伝えており、いよいよ「和製Tesla」の勝負の時か。