Mahindraが英国で小型EVを発売

インドMahindraグループの英国子会社であるMahindra International UK社は2016年4月15日、英国で4人乗りの小型電気自動車(EV)「e2o」を発売した。

航続距離は約127km、価格は約200万円から

このたび英国で販売が開始された小型EV「e20」は2013年からインドで販売されているモデルである。

主要諸元を以下にまとめる。

  • 全長/全幅/全高:3,280mm/1,514mm/1,560mm
  • ホイールベース:1,958mm
  • 車重:830kg
  • 欧州車格区分:Aセグメントミニカー
  • 形式:2ドアハッチバック
  • 乗車定員:大人4名
  • モーター出力:19 kW @ 3,750 rpm
  • モータートルク:53.9 N・m @ (0-3,400 rpm)
  • バッテリー:48Vリチウムイオン二次電池
  • 最高速度:81km/h
  • 航続距離:120km ※測定モード不明
  • 充電時間(0-100%):5時間 @220V 15A

詳細は公式サイトを参照していただきたい。

マヒンドラといえば・・・

さて、日本の多くのEVファンにとって、「マヒンドラ」と聞けば真っ先に思いつくのはFormula EもMahindra Racingではないだろうか。

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実はマヒンドラは、インド国内の乗用車販売台数のシェアにおいてマルチ・スズキ、タタ・モーターズに次ぐ第三位、スポーツ多目的車(SUV)の販売ではインド最大の規模を誇る、インドでは有数の自動車メーカーだ。

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また、マヒンドラグループは米国では小型トラクターや大型情報技術(IT)事業、スクーターの新興企業などいくつかの業務を展開するなど、多角経営のコングロマリット企業という一面も持つ。

Teslaに低価格で対抗

そんな同社がEVやFormula Eに注力する理由としては、これまで欧米などの成熟市場において同社のエンジン自動車ビジネスが苦戦しているという点があるようだ。

電気自動車であれば、膨大な開発資源とサプライチェーンを要するエンジン開発を必要とせず、これまで大手の自動車メーカーが築き上げてきたノウハウや資産が通用しにくい領域で勝負することができる。また、限られた開発リソースを商品魅力や関連サービスの差別化などといったエンジン以外の領域に振り向けることができる。

まだEVは市場の主流とはなっていないが、近い将来にはエンジンの開発・生産のために築いてきたものが足かせとなり、ビジネスの勢力図が大きく変わる可能性も孕んでいる。

そういう意味で、TeslaをはじめとしてFraday Future、Apple、GLM・・・新規参入組は全てEVを志向し、ゲームチェンジに向けた準備を着々と進めている。

かつては「EVになるとクルマがどれも同じになってつまらない」なんて声もあったが、新規参入組は多種多彩であり、旧来の「クルマ好き」以外が振り向くような新しいビジネスが拓けるのかもしれない。