商用車も電動化の流れ

まるでUFO。日産の電動トラックe-NT400の走りの衝撃は異次元の世界だった

これは素晴らしい! まるでプロペラ機からUFOに乗り換えたみたいな異次元感。

軽トラックからマイクロバスまでたくさんの商用車を集めて開催された日産の商用車大試乗会。

とっかえひっかえいろんな商用車に触れた後、帰りがけに広報スタッフから聞かれたのが「いちばんよかったのはどれですか?」という質問。

「e-NT400に決まっているじゃないですか」とボクは即答しました。

トラックなのに爽快な加速

Nissanの商用車試乗会に参加したという上記の記事によれば、記者殿は電動トラックのe-NT400の走りにずいぶん感動したようだ。試乗記の内容をざっくりまとめると(一部加筆)、

  1. e-NT400はLeafの電動ユニットの基本流用(車体は同社の小型トラック「アトラス」がベース)
  2. 試作段階であるが、量産化を目指して宅配会社や生協が実証運行中
  3. 当然ディーゼルエンジン特有の「ガラガラ・・・」という騒音は無く、甲高いインバーター音を発する(うるさくはない)
  4. 優れた加速性能を発揮し、運転しやすい
  5. エンジンの振動や変速ショックが無いので乗り心地が良い
  6. バッテリー容量は24kWhであり、実質航続距離は30km程度。(JC08で62km)

このうち、3,4,5は乗用車のEVでも同様の印象を受ける人が多いと思う。

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特に5の「エンジン振動が無い」という点は乗り心地のみならず肉体的負担の軽減にも寄与するポイントである。

このことは30km程度の航続距離ではあまり気にならないかもしれないが、それでも商用車という過酷な用途においてドライバーの疲労が軽減されるということは安全運行に直結するものであり、トラックのみならずバスなどでも大きなメリットとなるだろう。

先行する日野

Nissanのe-NT400の実証運行は2014年から行なわれているようだが、日野自動車も一足先に同様の取り組みを行なっている。

Hino

こちらもベースは小型トラック「デュトロ」、バッテリー容量は28kWh、航続距離60km(JC08)であり、ほぼ同等のスペックのようだ。


 

こういった自動車の電動化技術がますます進歩することで、商用車がドライバーにも乗客にも優しく、静粛でより安全なものになっていくことを期待したい。