BMW、廉価版C Evolutionを計画か

BMWモトラッドCEO:

「電動バイクの価格を下げるためには生産台数を稼がなきゃいけないんだけど、C-Evolutionは高すぎるからC1の電動バージョンなんて作っちゃおっかな」※EVJ翻訳

BMW C1とはどんなモデルだったか

2000年ごろに発売されていた125ccの屋根付きスクーターだ。発売当時はあのBMWが125ccのスクーターを発売した!ということが話題になったが、それに加えて強固なキャビンと4点式シートベルトでライダーを保護する構造であることから、ドイツなんかではノーヘルでもOKということで世間を驚かせた(戸惑わせた?)問題作である。

残念ながら日本には正規導入はされなかったようであるが、発売から10年以上経つ現在に至っても根強いニーズがあるようで、状態の良い中古車はソコソコの値段がついていたりもする(日本国内ではヘルメット着用が必要なのであしからず)。

C Evolutionの原形となった電動C1

C1は販売不振のため数年で発売が終了したのだが、2009年ごろにはC1-Eという電動バージョンのコンセプトモデルが存在していた。

C1-Eは詳細なスペックは公開されていなかったようであるが、リチウムイオン電池を搭載し、電動スクーターメーカーであるVectrix社(2014年に破産)から主要部品の供給を受けていたといわれている。

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この後、BMWの電動スクータープロジェクトは125ccクラスから650ccクラスへのサイズアップを経て、2013年には同社初の電動スクーターであるC Evolutionが発売されることとなる。

C Evolutionの販売台数は年間1500台程度といわれており同社の主力であるGSシリーズなどと比べると心細いことは否めないが、スペインの警察車両に採用されたり各国でプロモーションを行なったりと、唯一無二の地位を確立しつつある(なんたって主要メーカーに大型電動バイクのライバルがいない)。

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C Evolutionは国内販売も噂されるが

C Evolutionは画期的な商品だが、いかんせん高い。なんと$15000もするのである!

日本で発売されるとなれば200万円コース確定である。航続距離100km、充電時間は220Vで3時間といったスペックは街乗りを主用途とすれば現実的には問題にならないと思われるが、いくらプレミアムブランドとはいえビッグスクーターで価格がここまで高いのは致命的である。

「廉価版」C Evolutionの価格は

では噂される「廉価版」がどんなモデルになるのか?

ソース記事によれば£8000(=130万円)程度の価格を目指しているとされ、Yamaha T-MAX(530cc)が£8999(=145万円)に対して補助金や維持費のメリットを考えるとガソリン車と互角以上の勝負ができるモデルになる可能性がある。

昨今、電動バイクについてはHondaやYamahaの動きが活発化する中で、BMWの動向にも注目である。