次世代モビリティの総合情報サイト

EV Journal

四輪

京都発のEVスポーツカー「トミーカイラZZ」量産開始発表会

投稿日:

GLM(京都府京都市)は3月21日、京都府舞鶴市の赤レンガパーク5号棟において同社が開発・販売を手がける電気自動車(EV)のスポーツカー「トミーカイラZZ」の量産開始を記念し、報道陣向けの発表会を開催した。生産は京都府舞鶴市の小阪金属工業が担当し、2015年12月からすでに開始している。

京都発の技術によって生まれたトミーカイラZZ

  • 加速性能:0-100km/h3.9秒、車重:850kg、3865×1735×1140mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2370mm。サスペンション構造は前後ともにダブルウィッシュボーン式を採用。モーターをミッドシップに搭載し、システムの最高出力は225kW(305PS)、最大トルク415Nm(42.3kgm)。
  • バスタブ型メインフレームと前後のサブフレームという3つのモジュールからなるプラットフォームを採用しており、ボディやモーター、インバーター、バッテリーなどの構成要素を組み替えることができる。
  • 既存の自動車産業のサプライチェーンとは異なり、京都に拠点をもつメーカー(オムロン、ニチコン、リチウムエナジージャパン、小阪金属工業)の技術に支えられている。

TOMIKA_ZZ2

広告

大手自動車メーカー出身のスタッフが手がける

  • トミーカイラZZは、997年に同じく京都のトミタ夢工場が生み出したトミーカイラZZ(ガソリン車)を原点に持つが、今回量産を開始したモデルは設計からデザインまですべて新設計。
  • このプロジェクトのチーフクラスのエンジニアは、すべてすべて大手自動車メーカー出身のスタッフが手がける。
  • GLMでは車体設計、内装設計、ドライブトレイン設計、シャシー設計といったスタッフの募集をおこなっている。

 

がんばれ和製テスラ

ここ数年、「和製テスラ」という触れ込みで大手メディアの記事でも目にすることのあったGLMのトミーカイラZZだが、ついに量産開始となった。

艶めかしくもスパルタンな内外装の下には、アルミの押出材や鉄パイプで形作られたシンプルなフレームが現れるため荒削りな印象を受けるが、コンポーネントやハーネスなどは整然と配置されており、量産初モデルとしてはまずまずの仕上がりである。

TOMIKA_ZZ3

TOMIKA_ZZ4

類似のモデルとして思い出すのが、Lotus Eliseの車台を流用するところからスタートしたTesla Roadstarである。クルマ自体も何となく似ているように見えるが、大手自動車メーカー出身のスタッフなどを活用した点もTeslaと似ている。Teslaはバッテリー関連技術や車両制御技術に長けているところが競争力のひとつであるが、GLMは既存の自動車産業のエコシステムに依存せずにクルマを作ることができるという点が競争力であるといえよう。

そういえばこのモデル、東京のスーパーオートバックス東雲で試乗車が用意されているとか。

広告

広告

-四輪
-,

Copyright© EV Journal , 2017 All Rights Reserved.